内閣総理大臣に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。

 内閣総理大臣の指名は、衆議院が議決しなければ
  ならず、その後に行われる参議院の議決と異なっ
  た場合は両議院の協議会を開き、それでも意見が
  一致しないときは、衆議院の議決を国会の議決と
  する。
 内閣総理大臣は、閣議の決定を経て国務大臣を罷
  免することができるが、国会において国務大臣の
  不信任の決議案が可決された場合は、閣議の決定
  を経ずに国務大臣を罷免することができる。
 内閣総理大臣は、憲法の規定上はその他の国務大
  臣と平等の関係にあり、慣習として内閣を代表し
  ているものである。
 内閣総理大臣は、その他の国務大臣と同様に文民
  でなければならないが、必ずしも国会議員である
  ことを要しない。
 内閣総理大臣を除く国務大臣の過半数が辞職した
  場合であっても、内閣は、総辞職をしなければな
  らないわけではない。

(1999年問24)