そうして、僕が別れる決意を固めだしてから、少し嫁に変化があった。
今思えば男に冷たくされたりしたか何かでケンカしていたんだろう。
ある日、嫁が夜になっても晩御飯を作ってなかったので外食に行った。
注文の品が運ばれてきても食べない嫁・・・
急にぼろぼろと泣き始めた。
ケンカ以外で嫁が泣くところは見たことがなかったのでびっくりした。
そして、
「男と別れることにする」
「男のLINEはブロックする」
「あなたの事は好きとかそういう感情はないけど向き合う努力をする。それでもいい?」
と言われた。
正直、別れる決意を固めていた僕は納得できない気持ちはあった。
でも、僕が折れることで家族が悲しまなくなるならそれでいいかと思った。
僕「わかった。俺も努力するし、子供達にとってもそれが一番やと思う」
と、水に流す努力をしようと思った。
こうして再構築への道が始まった。
週末や祝日に家族旅行を入れ、そこから3週間であちこち出かけまくった。
貯金がどんどん減り、キツかったがこれで家族が元に戻っていくのであれば問題ないと思った。
でも、この時前を向いていたのは僕だけだった。
男とはケンカの勢いでLINEをブロックし、僕とやり直すと言った事を伝えていない状態だったこと。
要するにただのケンカだ。
連休後に職場で会ったときに男が嫁に謝罪、すぐまた水面下で連絡を取っていたことを後に聞かされることになる。