義務の時間帯が終わって

わたしたちにはすることがない

街灯の下を歩きながら

さびしさを感じているといった


夕闇の中には

今までのすべての夕闇がある

春の不安の中を

歩いていることに価値があった


きっと同じように

おびえた目をしてるんだろう

さびしくてもいいじゃないかといった

早足で歩く


手もつながず腕も組まず

1ミクロンの証拠も提出できず

推論の推論にまたひとつ推論を乗せる

やさしくされるのをやめられたら生きていけない

思い出す頭の重みに

自分自身の重みを感じる