ぼくはあっけにとられた
めちゃくちゃだった
星の軌道はめちゃくちゃだった
子どもの落書きみたいな
ぐちゃぐちゃの光る軌跡が残った

それを見てぼくは泣いてしまったけど
悲しいとかそんなんじゃなかった
なんとなくさびしくなって
いっぱい吐き気を感じた

ぼくの声は小さいけれど
それももう関係なかった
振動して
振動が終わって
そのあと波紋が輪のように広がっていった

ぼくはぼんやり発光してて
ぼくもまためちゃくちゃな星だった
あたりを見ると
道路のねじがゆるみかけてるのがわかった
ジャンプしたかった
トランポリンの上で
みんな巻き込んで
ジャンプできると思った