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potomac washingtonのブログ

徒然なるままにトリビア。

写真撮影・・・これから経験する人のために。


今回偶然に、世界的に有名なオーロラハンター&野生動物写真家 T・Iさんと同行し、奥義を伝授されたので、公開いたします。

今はデジカメの時代ですので、フイルムカメラには触れません。

37年前カナダのバンフで、フィルムを交換の際に寒さの余り、フィルムの先端が折れた事を経験しました。マイナス24℃でした。


①どんなカメラが良いか

オーロラは暗いと言う事が前提で、長時間シヤッターを切らなくてはなりません。

従って、一眼レフが最良です。

コンパクトデジカメも、1秒、2秒、4秒、・・・と長時間シヤッターが切れるものも有ります。

今回参加した人で「オート」のみのカメラの人は撮影出来ませんでした。

オーロラ爆発のような明るい場合は撮れるでしょう。

普通、1サイクルは5秒、10秒、15秒の3パターンで撮ります。

バルブ(釦を押している間シヤッターが開いている)の機能がついている物がベストです。

趣味の範疇なら、フルサイズでなくとも、ミラーレスで充分でしょう。

フルサイズは高価で重く、機内手荷物の重量制限も考える必要があります。


②カメラは眼よりも感度が良い

そろそろオーロラがでますよ!と声を掛けてくれる人が居る。

肉眼では見えない夜空を30秒、1分とシヤッターを切ると、カメラではオーロラを捉えています。

デジカメは現像なしですぐ見えます。





うっすらとと雲の切れ目からオーロラが出ているが、肉眼では見えない。

雲が切れればバッチリ撮影出来る状態。


殆どの人が寒さで「ヤート」で暖を取る中、写真家T・Iさんは外でカメラに張り付き状態でした。

プロは違う!





< つづく >

耐寒用防寒着・・・これから経験する人のために。

オーロラ鑑賞時間帯の温度は、場所にもよりますが、今回行ったホワイトホースでは、マイナス20℃にもなり、それなりの防寒対策が必要です。


ツアー会社にもよりますが、無料で貸与してくれるか、レンタルもあり、日本から持って行く必要はありません。

装備は、帽子、オーバーオール、ミトン、ジャケット、長靴で10Kg以上ありました。

金属製のメガネフレームや時計の金属バンドは凍傷になる恐れがあります。


できれば、目出し帽か、筒状の被り物(運動具店で売っています)を鼻から首にかけて、肌を露出させない事です。


次回から、「オーロラの写真撮影」とタイトルを変えます。



< つづく >


オーロラ鑑賞サイト

オーロラの鑑賞は、午後10時から深夜2時頃まで極寒の場所で出現を待つ事になります。

殆どのツアーでは、現地の「アドベンチァー・ツアー」会社と提携しており、サイトまでの送迎や、その会社の管理・運営するサイトで約4時間を過ごすことになります。


サイトには、原住民の生活する「ヤート」と呼ばれるテントがあります。







「ヤート」は小さい物で5~6名、大きいものは30名ほど収容出来ます。


「ヤート」の中は囲炉裏や薪ストーブが焚かれており暖かく、コーヒー、紅茶などの飲み物や、ビスケットなどのチョットした食べ物が用意されており、自由に(無料で)食べられます。

トイレも男女別で設置されています。


電気はなく、石油ランプが主となりますが、最近では明るいLEDのランタンが使用されていました。


このようなサイトは街頭もなく、市街地から車で1時間ほど離れた場所にあります。


< つづく >


「YVR AIRPORT」

バンクーバー空港は3レターコードという万国共通のコードでYVRと言います。

ちなみに、ロスアンゼルスはLAX、成田はNRT、羽田はHNDです。

委託手荷物に取付られるタグに書いてあるので、見たことがあると思います。


バンクーバーの空港からダウンタウンに行くのは、カナダラインと言う電車で「ウォーターフロント」に行けば簡単に行く事が出来ます。

昔はバスかタクシーでしたが、便利になりました。


さて、空港の駅名や、行き先は「YVR AIRPORT」と表示され、「Vancouver AIRPORT」とは書いてありません。

日本では、「NRT空港」「HND空港」とはなりません。

国柄でしょうか?









< つづく >

久々の投稿となりますが、続きを書きます。

今回のオーロラ鑑賞は4日間でしたが、見えたのは1日だけです。

オーロラが見える条件は、太陽の活動が活発でプラズマ粒子が降り注ぐことは勿論ですが、その他にも条件があります。

①雨や雪が降っていないこと

②雲が無く快晴であること(オーロラは雲より高い所に発生する)

③月が出ていない闇夜が理想的。新月がベスト。(星が良く見える)

④市街地の明かりが見えない場所

⑤空気中の水分が少ないこと=遠くまでクリアーな視界が確保される=寒い


これらの条件を満たすのは「運」です。

見ないまま帰る人もいます。


<つづく>

⑨2回目のオーロラハンティング

夕食後22時にオーロラセンターへ車で向かう。

ホワイトホース市内から、前日とは真逆の南。

40分で到着する。昨晩とは違う雰囲気で、星も見える。

気温は-12℃で、カメラをセットし、準備完了。

肉眼では見えないが、一行の一人が長時間シヤッターを切って、「オーロラが出てますよ」と言った。


午前0時を過ぎ゜た頃、肉眼でも見える「動くオーロラ」が出現しました。














レベル3以上のオーロラでした。

白い点は星で、北極星と北斗七星が確認出来ます。


< つづく >

⑧2日目の朝食のあと、ホワイトホース市内見物


ホテルから、徒歩でメインストリート⇒オールドログチャーチ⇒クロンダイク号⇒ビジターセンター⇒マクブライト博物館⇒スーパーマーケット⇒リーカーストアーを回り、ホテルへと帰りました。

クロンダイク号は、ゴールドラッシュ時代に人を運んだ蒸気の外輪船で、ホワイトホース周辺で唯一のカナダ国定史跡です。




クロンダイク号



オールド ログ チャーチ


カナダでは、アルコール類はスーパーでは手に入らず、リーカーストアー(国営)でのみ買えます。

日本酒の「大関」も売っています。

土日、祝日はお休みです。


極北の車には「豚のしっぽ」がついている。

ラジエターの下に電源プラグが付いていて、帰宅すると庭のコンセントにつなぎます。

余りにも寒いので、冷却水が凍結し、エンジンが割れるのを防ぐためです。









夕食後は二度目のオーロラハンティングです。


< つづく >



⑦初めてのオーロラハンティング

ホテルは空港から10分程度の場所です。

21時30分にホテルチエックイン。

重装備に衣替え。

22時30分にホテルを出て、アラスカハイウェイを北に1時間走り、ユーコン川沿いの、とある場所へ。

新月(⇒太陽と月が同じ方向)に近いせいか、真っ暗闇。

町の明かりも全く見えず、絶好の場所です。

月が出ていれば、オーロラは見る事が出来ません。


気温は-15℃。

深夜2時まで頑張りましたが、結局レベル0で、オーロラには会えませんでした。

午前3時過ぎにホテルに帰り、荷物の整理、入浴、一杯飲んだら5時を回っていました。

ウトウトする事5時間弱で、10時にモーニングコール。

身支度を整え、朝食のためホテルのレストランへ。




朝食


寝不足、疲れでこのボリュームを見てため息状態。

250グラム超のステーキ、ポテトフライ、オニオンリング、ガーリックトースト。

半分食べてギブアップ。

さらに、デザートまて。

寒いとカロリーを消費するのでしょうか。


< つづく >











⑥オーロラのレベル

オーロラのレベルは次のように分類されています。


レベル0: 悪天候で全く見えない。

レベル1: 非常に薄い状態。肉眼で見える人と見えない人がいる。


レベル2: 鮮明ではないがオーロラを確認できる状態。


レベル3: 明るくはっきりとしており、動きも確認できる。


レベル4: カーテン状の明るくはっきりとした動きのあるオーロラを頭上で確認できる。


中でも最上級は“Auroral Breakup(オーロラ爆発現象)”と呼ばれるもので、これは赤・黄・緑・橙・紫など様々な色・形のオーロラが全天を縦横無尽に動き回り、天空で花火のように爆発する。


レベル5: 動きのある活発なオーロラを頭上ではっきりと確認できる




< つづく >


⑤ホワイトホースの気温

12月の平均気温は、最高-10.6℃、最低-19.1℃ですが、滞在中の最高気温は、-8℃、オーロラハンティング中は-15℃程度でした。

ホテルに到着時、現地のツアー会社から、耐寒用のズボン、上着、靴、手袋、帽子を貸与され、毎日着用する事になります。

想像もつかない位の装備で、重量もあります。

やはり極地だなぁ、と実感できます。

観測史上では、1947年に-52.2℃を記録したそうです。


降水量はカナダの主要都市では最も少なく、オーロラ観察にはもってこいの場所です。



< つづく >