C#ではLINQが使えます。

LINQを使うことにより、
コレクションに関する処理をループを使わずに、宣言的に記述することができるようになり、
慣れると処理の記述がシンプルに書けます。

SQLを発行するのに使えるLINQ to SQLなどが注目されていますが、
つまるところコレクションに対する処理を統一的に書く方法なので、
普通のオブジェクトのコレクションに対して使うLINQ to Objectが基本となります。

また、表記法もSQLに似たクエリ構文が有名ですが、それはシンタックスシュガーです。
メソッドチェインで表記するメソッド式が本来の形で、
そちらでしか表記できない機能もたくさんあります。

と考えていくと、LINQ to Objectとはつまり、他言語でもよくある、
クロージャを利用したコレクションライブラリに過ぎないわけですが、
もちろん他言語にない機能もあり、使い始めるのは簡単だけれども、使いこなすには奥の深いものに仕上がっています。


で、この本は。
そのLINQ to Objectをマニアックに使いこなすための様々なテクニックを紹介しまくった本です。

LINQという割と多機能なライブラリの機能を紹介しまくったというだけも、
結構マニアックなものとなっていますが、
そのうえ、単純に機能を使うだけではできないことをパズルのように考えて実現する方法なども書かれています。

とはいえ。
ループを手続的に書いても、
それに慣れない人にはパズルのように思える処理を普通に書かないといけないわけで、
実際に実用的に使いこなすためには、
ある程度マニアックに突っ込んだ理解をしておくことは必要です。

ということで、マニアック的なところを強調した書き方になってはいますが、
実際にはかなり実用の役に立つ本でしょう。
C#をやるなら一度は読んでおいたほうがいいでしょう。



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