オープンソースという方法論がどのようにして成功しているかを、
政治学者が学問的に分析した本、です。

とはいっても読んでみてそんなに難しい感触はありません。
本当に理解するのは難しいのかもしれませんが、
素人が読んでいてもなんとなくわかった気にはなれます。

文章が縦書きなのもよいですね。

オープンソースというのは商売に関係なく、
善意と正義感で動いているように感じている人は多いようですが。

別に直接の売買が絡むことのみが経済というわけではありません。
誰かの活動によって誰かが利益を得ていれば、
直接金銭のやり取りはなくても経済学的な分析は成り立ちます。

うまく回っているオープンソースのプロジェクトは、
きちんと参加者全員が利益を得ることができるようになっており、
その方法を分析して他に役立てることも当然できます。

またそこに至る前の過程で、
どのような組織がどのように動いているかについても、
うまくいっているオープンソースプロジェクトから学べるべき点は大きいでしょう。

そのようなことをいろいろわかりやすく分析してある、
良い本ですね。
オープンソースの成功―政治学者が分析するコミュニティの可能性/毎日コミュニケーションズ
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