第1章は、C#4.0の新機能が解説されています。
新機能を網羅し、それなりに詳しい説明になっており、
ここだけ見れば大変すばらしい本です。

で、2章3章は動的なコードの例として、
たくさんのコードが載っているのですが。
今一つ。

あとがきを見ると、昔実用コードが丸々載っている本があって、
感動したのでそれを再現したそうですが。

今ではオープンソースとかで実用に使えるコードは見たければいくらでも見ることができますし。

書籍でもDVDつきとかネットと連動とかで、きちんと説明用のコードをつけているのは多いです。
説明用のコードは、実用に耐えるだけではなくきっちり説明用にわかりやすくもなっている。

この本に載っているコードは実際に公開して使っているものらしいですが、
それだけに古いバージョンの記述が残っていたりとか、説明用のコードとしては今一つ。
今から自分で書くコードで、これを真似していいのかどうかも良くわからない。
真似するべきとではないときちんと書いてある部分もあって、そこについてはわかりやすいのですが、
だったら載せるなと言いたくならなくもない。

そもそもC#4.0でdynamicが言語の売りとなっていて、
ダイナミックなサンプルプログラムと言ってそれとは無関係なリフレクションを多用した動的コードを乗せるのは、
なんか詐欺っぽい気もします。

1章だけなら読む価値は大きいです。
それ以降はちょっと人を選ぶんじゃないですかね。