一年ほど前に買って放っておいた本をなんとか読んでみました。
ネットワークについてはほとんど素人なので、
概要について勉強してみようと思って買った本です。

読みやすくするための努力については圧巻。
解決する問題が物語形式で語られ、登場人物が写真付きで登場。

他Q&A形式やらインタビュー形式で説明を書くとか、
もちろん図も多いですし。
たぶん、技術者じゃなくてわかりやすく書く専門の人が一人ついてますね。

それで内容が薄いかといえばそうでもなく。
演習問題は相当な難易度です。
問題というよりは、説明の一環としての設問ですかね。
とにかく、初心者が読んで行って、
設問が出てきた段階ではまず解けないんじゃないですかねえ。

こういうことは日本の参考書ではまずありません。
だからちょっと対象読者がよくわからない。
初心者向けなのか上級者向けなのか。
それとも初心者が上級者になるまで読み続けるものなのか。
上級者も別に難解な文章が好きってわけじゃないですから、
上級者が本質をおさらいするための本ってこともあり得ます。

まあその辺がよくわからないのでちょっと読みづらいという点はありましたが。
同じシリーズで、もっとよく知っている分野の本も読んでみますかねえ。

まあよい本なのは確かです。
翻訳しにくいところもあったでしょうけど、
図とかもちゃんと日本人にわかりやすいように翻訳してます。
物語の登場人物の写真はまあ、全部日本人じゃないですが。

ただまあ、内容についてはちょっと翻訳の手抜きもありましたかね。
電源ノイズは60Hzというのを訳注もつけずにそのまま訳したらいけないでしょう。