トム・デマルコのほかの本とは違って、
あちこちで発表した雑多な文章を集めた本。

一冊を通じたテーマのようなまとまりはないですが、
その分尖った意見や変わったテーマが混ざっていたりしてそれはそれでよい本です。

「計測できないものは制御できない」、といったことで有名なデマルコが、
意味があることが計測で確かめられている計測法はほとんどない、と喝破しているのは衝撃的ですらあります。

計測の効力を完全に否定するつもりでもないのでしょうが、
計測すれば大丈夫というのが盲信であることな反か確かなような。

また、マニュアルをビデオで作るという試みが成功した様を書いた部分も印象的でしたね。
簡単にできて実用的なものになるのは確か。
やってみるのも良いかもしれません。

そういう印象的なものから、なぜか料理のレシピまで、いろいろな文章が載っている。
よい本です。