C#のコードを、短く書くテクニックがいろいろ載っている本。
とはいっても変数名を短く、とかいうのが書いてあるわけではないですが。
ライブラリをうまく通とか構文をうまく使うとかがほとんどですね。

これがけっこう、読みやすいプログラムを書く方法を知るのに、
役に立ちます。

プログラムには、人間に見せるための情報と、
機械に教えるための情報が含まれています。

機械に教える情報は減らしたら動きが変わるわけで減らせないのですが、
人間には見えないところに隠すことはできます。
たとえば関数の中とか。
そしてたとえばそれがライブラリの中だったりすると、見た目かなり短くなるのですな。

この場合、削れていくのは人間に必要ない情報です。
人間に見せるための情報は、凝縮されて残ることになる。

それによって、きわめてシンプルで、
かつ必要な情報はすべて入った記述


人間に意味のある部分を削ればそうはならないはずですが、
実際にはなかなか難しいのです。
変数名や空白など、機械に全く意味がない部分なら削れますが。
そうでない部分はプログラムの構造の根幹とリンクしてしまっていて、
実際には普通は削れないのですね。
よほど変なメソッド構成にすれば削れるんでしょうが。

とかいう部分は作者はあまり考えていないようです。
こういう本を出した理由を一応書いてはありますが、
考えがまとまってない様子。
書いてある考えと実際の例があってなかったりする部分さえありますし。

しかしプログラマーは直感的に、
シンプルさをとらえます。
いわゆる美しいという感覚ですね。

ということで理屈は分からないまでも短く書く方法を試行錯誤していて。
その結果は大変美しく役に立つものです。

特にC#はライブラリだけでなく、構文でもそういうことがやりやすい新機能が多い。
短く書くと宣言的な気泡になります。
それはC#の作者も重視していることらしいです。
このことからも、この本には意味があるということがわかります。