5章はBASICを設計したトーマス・E・カーツさんのインタビュー。

これだけ初期の言語にもかかわらず、
学習しやすくなるようにされた配慮の質については、
称賛に値しますね。

不便なところも、当時の状況を考えれば仕方ない面もあり。
構造化が広まってない状況では行番号は確かに最適解ですよね。
今では最適解ではないことは、インタビューでも発言されていますし。

プログラムに、数学の美しさにも似た整合性を求めるよりも、
人間から見た分かりやすさを求める傾向は、最近特に出てきたものだと思っていましたが。
時代を先取りしていますな。
まあCOBOLもそうだったのかもしれませんが。


ただ、理解していないことに関して否定しているのは少し残念でしたね。
おもにオブジェクト指向の話ですが。

まあいっていることはそんなに間違ってないんですが。
カプセル化が重要であって、継承やポリモーフィズムはそんなに重要じゃないというのも確かですし。
カプセル化だけならオブジェクト指向とか言わなくてもいいのも確か。
でも使ってみると結構便利で、さらに設計との連携ができるのですごく便利なのですが。
それがわかったうえで批判しているようには見えませんでした。

あと、FORTRANのカンマで宇宙船が落ちたというのは都市伝説だったはず。
ここでもよく調べずに批判していることになりますな。

ちょっと残念です。