こんばんは。ポティ子です。


卒乳のタイミングはご家庭によって様々だと思いますが、私は「完全な卒乳は2歳にしよう」とぼんやりと考えていました。


そんな中、去年の2月ごろ、4月から保育園の1歳児クラスに通うことが決まりました。息子は早生まれなので入園時点では1歳です。その当時は1日3回(夜泣きで+2回の時も)ほど授乳をしていたため、まずは保育園入園までに「授乳を寝る前の1回だけ」にすることを目指しました。


今回は保育園入園に向けて「授乳を寝る前の1回だけ」にするまでにやったこと、スケジュールをご紹介します。


スケジュール

1月

4月から保育園に通うなら、授乳回数を減らさないといけないなとぼんやり思い始める。保育園の1次募集では内定をもらえず、やる気をなくす。


2月中旬

2次募集で保育園が決まる。入園まで時間がなく焦りつつも、とりあえず子供に授乳をやめることを予告しながら、少しずつ授乳間隔を空けていくことを意識しました。


3月​

徐々に授乳間隔を空けることを続けました。この時点で授乳は朝と夜だけに。ただし夜泣きがしんどい時にたまに授乳してしまうことも。。


4月

慣らし保育が始まる。夜間の授乳をなくさないと仕事なんてできる気がしないことに気付き、夜間断乳に挑み、4月が終わる頃には夜泣きがなくなり、朝の授乳も自然となくなりました。



具体的にやったこと


事前に予告する

卒乳レポを見ると同じようにやられている方が多いと思うのですが、いきなり授乳をやめるのではなく、まずは子供に授乳をやめることを予告することから始めました。


具体的には、授乳をしながら「○○くん、春になったら保育園に行って、おっぱい飲めなくなるから、おっぱいバイバイしようね。」「おっぱいの代わりに、美味しいご飯たくさん食べようね。」などの言葉を繰り返し伝えました。


声かけをしながら、並行して少しずつ授乳間隔を空けて行っても良いですし、まずは声かけを1週間くらい続けてから、授乳間隔を空け始めるでも良いと思います。


徐々に授乳間隔を空ける

例えば今の授乳間隔が6時間だとしたら、まずは6時間30分を目指す、次は7時間を目指す…というように少しずつ間隔を空けていくのが良いと思います。


いきなり授乳をやめてしまう方法もあるとは思うのですが、子供の抵抗や乳腺炎が怖くて、無理のない形で徐々に減らしていきたいと考えていたためこのような方法を取りました。


授乳間隔をあけようとすると子供がおっぱいを欲しがって泣いてしまうと思うのですが、おっぱいから気を逸らすためにやっていたことを次の項目からお伝えします。


外に出る

子供の気を逸らすためにやっていたことですが、日中はとにかく外に出るようにしていました。家にいて泣かれるとつい授乳してしまうので、おっぱいのことを思い出す暇を与えないくらい、支援センターや遊び場で遊ばせたり、公園にお散歩に行ったりしていました。


コロナで人がいるところに連れていきづらい場合は、近所をお散歩するだけでも良いと思います。周りの景色を実況中継するなどでたくさん話しかけてあげると、子供の刺激にもなるし気を逸らすのに良いと思います。


ここまでにあげた事前に予告する、徐々に授乳間隔をあける、外に出る作戦で日中の授乳については、泣かれることなく自然となくすことができました。


夜間断乳

夜間断乳とは、寝る前に授乳して、そのあとは朝まで授乳しないようにするものですが、こちらはかなり難航しました。


息子はかなり長い間夜泣きをする子で、入園を控えた1歳当時も2〜3回夜泣きすることがあって、トントンすれば泣き止む時もありますが、1時間続けて泣かれた時はしんどすぎて無意識で授乳してしまうことも。。


夫は別室で寝ていて、私と息子だけで寝ていたので、どれだけ泣かれても耐えようと覚悟して臨みましたが、何度も挫折しそうになりました。


それでも、延々と泣かれながら1時間以上授乳せずに耐えて、息子も私も意識を飛ばして気づいたら朝になっていたりする日々を繰り返して、少しずつ夜泣きの回数が減っていきました。


この頃、今までは私が育休中でお昼寝ができたので寝不足でもどうにかなりましたが、復職するにあたって夫にも息子と一緒に寝てもらう必要があることを繰り返し伝えて、3人で一緒に寝始めましたが、夫は夜泣きがあっても絶対に起きません。


途中からあまりにも起きない夫に苛立って、次の日が仕事がお休みの日には夫と息子2人で寝てもらうようにお願いしました。

相変わらず夫は夜泣きに気付いてないようなのですが、それがかえって良かったのか夜泣きをすることはほとんどなくなりました。

(なぜか私と寝ると深夜に1回泣くことがありましたが、それも1ヶ月くらいでなくなりました)


食への興味を促す

おっぱいを欲しがって泣いてしまう赤ちゃんは、お腹が減ったり、喉が乾いたりしたときに、おっぱいがないと満たされないと思い込んでいます。


その考えを改めてもらうためにも、空腹になったらご飯を食べればいいんだよ、喉が乾いたら麦茶とか牛乳を飲めばいいんだよ、と言葉で伝えて、実際に食べ物や飲み物をあげて、徐々にすり込んでいくことで、おっぱいから意識を離していくようにしました。


息子の場合、1歳くらいまで好きなものが日々変わったので難しかったのですが、1歳過ぎてから少しずつ好き嫌いがはっきりしてきました。好きな食べ物や飲み物ができてくると、おっぱい離れもしやすくなると思います。


朝の授乳が癖になっていたのも、朝起きたら、ご飯だよー!と言って気をそらして、ご飯の後欲しがったら絵本やおもちゃを持ってきて遊ぼう!と言ったり朝のお散歩に出掛けて気をそらしていました。


代わりのスキンシップを見つける

授乳の時間は、赤ちゃんにとって、とても安心できる幸せで大切な時間です。もう授乳の必要がない月齢になったとしても、それがなくなってしまうことは赤ちゃんにとっては大きな出来事だと思います。


私自身も授乳をやめる時、寂しい気持ちが大きかったです。大袈裟かもしれませんが、子供との絆みたいなものがなくなってしまう感じがしました。その代わりになるかはわかりませんが、子供をたくさん抱きしめるようにしました。


子供が嫌がってしまうこともあると思うのですが、抱きしめるだけじゃなくて、手を繋ぐとか、親も子供も安心できるスキンシップが何かしらあると、授乳がなくなってしまっても親子共に気持ちが安定するのではないかと思います。



最後に

かなりギリギリなスケジュールながら、子供の入園前には無事授乳を夜寝る前の1回にすることができました。また徐々に減らしていったおかげか、乳腺炎にもなりませんでした。


ただ周りのママ友の話を聞くと、かなりギリギリまで欲しがるだけあげていて、慣らし保育中にスパルタ式で卒乳したママもいました。


これは極端なケースだと思いますが、保育園入園と復職を控えてただでさえ大変な時期ですから、ある程度まで授乳回数を減らすことができれば、あとは慣らし保育中に段々と保育時間中授乳しないで済むように慣れていけば良いのではないかと思います。


※ ただし授乳以外で水分補給ができないと慣らし保育を終えられない場合もあるので、保育園で飲ませているお茶を飲めるようになっておいた方が良いと思います。麦茶だったりほうじ茶だったりする。


長くなってしまいましたが卒乳レポは以上です。先日、2歳になる前に完全に卒乳できたので、また今度記事にしたいと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございましたうさぎ