<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
新燃岳では、本日(31 日)02 時 43 分に小規模な噴火が発生し、噴煙が火口縁上 500mまで上がり、
南西に流れました。噴火は 18 時現在も継続しています。本日実施した現地調査及び聞き取り調査で
は、降灰は新燃岳の南西方向に分布し、新燃岳から約 20km 離れた鹿児島県霧島市隼人町でも確認さ
れました。
【防災上の警戒事項等】
新燃岳火口から概ね3km の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要
です。
風下側では降灰及び遠方でも風に流されて降る小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。これま
での噴火では、風に流されて直径4cm 程度の小さな噴石(火山れき)が新燃岳火口から 10km を超え
て降りました。また、爆発的噴火1)
に伴う大きな空振に注意が必要です。噴火警報等及び霧島山上
空の風情報に注意してください。
降雨時には泥流や土石流に警戒が必要です。降雨に関する情報に注意してください。
○活動概況
・噴火及び降灰の状況(図1、図2、図3)
本日(31 日)02 時 43 分に小規模な噴火が発生し、噴煙が火口縁上 500mまで上がり、南西に
流れました。噴火は 18 時現在も継続しています。この噴火による大きな噴石の飛散や火砕流の発
生は確認されませんでした。噴火の発生は8月6日以来です。
本日実施した現地調査及び聞き取り調査では、降灰は新燃岳の南西方向に分布し、新燃岳から
約 20km 離れた鹿児島県霧島市隼人町でも確認されました。
・地殻変動及び地震・微動の発生状況(図4)
傾斜計では、噴火発生とともに新燃岳のわずかな沈降を示す変化が認められました。
噴火に伴い火山性微動が継続しています。火山性地震は、噴火発生後1時間あたり 10~40 回と
増加し、日回数は 15 時現在までに 300 回を超えています。