夢に迷う脳――夜ごと心はどこへ行く?/J・アラン・ホブソン
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著者は、ハーヴァード大学医学部教授で、精神医学の臨床家であると同時に、夢と睡眠の専門家です。
脳と意識に関する著者の基本的な考え方を、夢を中心に置いて語った本です。
まず、著者は、「心」と「脳」を区別せず、「心脳」と呼び、物理的、化学的な説明を基本としています。
フロイトの精神分析を批判し、夢は精神錯乱であると説いています。
夢を見るレム睡眠の役割は、注意力を司る機能の回復や記憶の固定などであり、「心脳」の状態を「活性化エネルギー」「入力情報源」「制御モード」の3つの要因から説明しています。
内容については、興味深い点も多いのですが、著者の個人的なエピソードが多く、また冗長な説明も多いのがちょっと気になりました。