「五感のクオリアも意識のクオリアもイリュージョンである」というのが著者の主張です。
「第1章 意識はイリュージョンである」では、受動意識仮説を説明し、「第2章 五感というイリュージョン」では、触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚の五感について、それぞれ実在ではなくイリュージョンであると説明しています。
「第3章 主観体験というイリュージョン」では、感覚遮断タンクの体験を踏まえ、悟りの境地についての考えを述べます。
意識というものはイリュージョンではあるが、だから逆に意識を持つということは「儲けもの」と考えようと述べています。
非常に明快でわかりやすい本であり、脳や意識について、考えが非常に整理されました。