- 黒木 亮
- カラ売り屋
「カラ売り屋」「村おこし屋」「エマージング屋」「再生屋」の4編が収められています。
どれも金融知識を生かした著者らしい作品です。
それぞれタイトル通りの内容で、「カラ売り屋」はカラ売り専門ファンドを留学時代の友人と立ち上げた元官僚が主人公、「村おこし屋」は地元に帰った元外資系証券マンの目から、村おこしを利用して金儲けをしようとする高校時代の友人を描いたもの、「エマージング屋」は邦銀から外資に移ったエマージング専門家を描いたもの、「再生屋」は老舗ホテルの再生に奔走する若手弁護士を主人公にしたものです。
著者の専門である国際金融を描いた「エマージング屋」が一番生き生きと描かれています。