- 平山 瑞穂
- シュガーな俺
「著者自身が糖尿病治療のため、入院した経験にもとづいて執筆した世界初の糖尿病小説」との謳い文句で、実はあまり期待しないで読んだのですが、意外に面白く読めました。
「ラス・マンチャス通信」や「忘れないと誓ったぼくがいた」とはまったくテイストの違う作品ですが、糖尿病の検査から治療、カロリー制限とその料理などの内容をメディカル・エンタテインメントに仕上げています。
また、先週の新聞に、「採血なしで血糖値測定」という記事が出ていたのですが、この技術の開発のインパクトはこの小説を読んだあとだったので、よくわかりました(糖尿病患者は血糖値測定のたびに指先から血を採るらしいです)。
まさに面白くてためになる小説です。