小川 洋子
偶然の祝福

「失踪者たちの王国」「盗作」「キリコさんの失敗」「エーデルワイス」「涙腺水晶結石症」「時計工場」「蘇生」の7編が収められた連作短編集。
単行本は2000年12月に発行されたものです。
主人公である小説家の「私」、若くして死んだ弟、世界を回る指揮者との不倫、シングルマザー、犬のアポロと虚構なのか現実なのかわからない物語が続きます。
ぼくは想像力に乏しいためか、どうも私小説っぽい作りの小説は苦手で、いまひとつこの本の世界には馴染めませんでした。
小川洋子さんの小説は「博士の愛した数式」はよかったのですが、それ以外はどうもダメです。