増田 明利
今日、ホームレスになった―13のサラリーマン転落人生

ホームレスに転落した13人のサラリーマン、経営者のルポです。
登場するホームレスは元大企業の管理職などですが、パターンは、リストラ→転職の失敗→家庭崩壊→ホームレスというのが典型的です。
ほとんど50歳以上で、年齢的にも転職が厳しく、それまでの生活が維持できない、借金の返済ができないなどで転落してしまうようです。
本人たちもまさか自分がそんなことになるとは数年前には考えてもいなかったことなど、意外にホームレスへの道は身近なものであることがわかります。
退職金をもらって希望退職に応じておけばよかったと反省する人もいれば、希望退職に応じないで会社にしがみついておけばよかったと反省する人もいます。
いずれにしても「格差社会」の実態の一部を垣間見ることができます。
ホームレスにならないためには、借金を減らしておく、家族関係を良好に保つ、技術・資格を持つなどが必要なようです。
また、駅のゴミ箱での雑誌拾いなどは知っていましたが、高級住宅街やオフィス街での不用物回収が意外に現金になるのは参考(?)になりました。