みなさま寒い日が続きますが
身体の調子などはいかかがでしょうか??
私は先日夜な夜なネオンが恋しくなり
ミナミの街に繰り出し
よく遊びに行かせていただいております
クラブの店長さんと
かれこれ知り合って五年くらいの月日がたちますが
今回初めてお食事にいきまして
いろいろ話が弾み~の
お酒がすすみ~の
そのままクラブに遊びにいき~の
はっちゃけ~のw
つぶれ~のwww
久々に二日酔いしまして
おまけに風邪までいただきました
大ばか者です
だめですねぇ~
後日数人の方から
インスタでつぶれている所の写真あがってたでぇ~といわれwww
辱めをさらしてしまいました。
みなさまこれから年末にむけて
忘年会シーズンに突入しますが
けっして暴年会にはならないよう
お酒もほどほどにww
楽しんでいただきたいなと思います。
まぁ~こんな自分が言っても
まったく説得力ありませんがww
人間は風邪をひいて体調は悪いですが
調子が不調なバイクが入庫すれば
話は別!!
しっかりばっちり対応します!!
前回ブログでも書きました
中華製トライクですが先日修理完了しまして
無事オーナー様の下にもどりました。
今回終了後に思い返す苦労した点がひとつありまして
修理に際して必要不可欠な部品調達に本当に苦労しました。
前回も同じことを書いたのですが
国産メーカー車輌でしたら
すぐに調べればわかり、注文できる商品が
海外メーカー(国内未対応)は小さな部品ひとつにしても
ねじ径がちがったり長さがちがってはいらないなど
本当に知れべてとりつけできる商品を見つけるのに苦労しました。
あと中国製の製品のクオリティーのひくさは
今回非常に勉強になりました。
これも国産メーカーの車輌と比較しての一例ですが
ここから話が少しややこしく長くなりますが
お付き合いいただければうれしいですw
今回メインに作業したキャブレターという部品は
燃料タンクから吸い上げたガソリンを霧状にし、
空気とまぜエンジン内部に送る為の装置で
かなり重要な仕事をする部品のひとつなのです。
今回入庫したトライクも
まさにこのキャブから来る症状でした。
ここの燃料と空気を混ぜる比率はすごくシビヤで
どちらかがおおくなったり少なくなったりすると
エンジンは正常には動いてくれません。
ここの比率がおかしくなりますと
大きく分けて
下の1.2のどちらかのような症状が出ます。
1:空気が少なくなると燃料が濃くなるので
プラグというエンジン内に送られた
混合気に点火し爆発させて
エンジンを動かしている部品に
影響がおよびます。
燃料が濃い混合気が入ると
僕達の世界で言う所の
湿気がすごく多い状態になり
じめじめべとべとするように
同じ事がエンジン内でも起こり
プラグが湿ってしまって
100%の爆発を起こせなくなり
エンジンが不調になります。
これが俗に言うかぶる・かぶりといいます。
このときプラグの色で状態が判断できます。
色は真っ黒くすすがかかった色をしています
正常な状態はプラグの中心部がキツネ色になっています。
反対に空気が多くなると燃料がうすくなり
今度はエンジン内にはいる混合気が薄くなります。
薄くなった混合気がエンジン内にはいりますと
僕達の世界で言う所の湿気が少ない乾燥した状態になります。
湿気が無いのはからっとしていいのですが
からっからではこれまた困ります。。。
バイクでは乾燥は非常に危険なことなのです。
そうなるとプラグは1の時のような
湿りすぎて失火するという事はなくなるのですが
反対に燃やす混合気が少なくなり
空焚きのような状態になり
コチラもエンジンの不調をきたします。
この燃料が薄い状態が続くと
エンジンの熱が上がりすぎてしまい
エンジンが焼きつきを起こしてしまうという
災厄のケースも起こる非常に危険な状態なのです。
このときもプラグのやけ色で判断でき
色は白色になっています。
今回お預かりいたしましたトライクも
まさに2のような状態で
プラグは真っ白。。。
なんじゃこりゃ~!!
エンジンもヒートしてしまって
すぐにエンジンが止まる始末。。。
ここでキャブの中の部品を交換して
より多く燃料を送るように変更し
今までより少なく空気を吸うように
エアクリを交換したりして
調整してきましたが一向に症状が改善されない。。。
原因さんでておいで~ww
言う事を聞かないトライクと根気よくにらめっこ。
こんな時はひとつひとつ簡単なことからしらみつぶしに
やれることをやり原因を突き止めていくしかないので
時間と根気の勝負!!
そして原因が判明。。
国産メーカーの車輌だと
より精確に燃料と空気を混ぜる為に
あらゆる小さな所にもパッキンがはいってます。
が、このトライクはほとんどの所にパッキンがはいっていない。。。
なんじゃこりゃ~
※パッキン
その役目は各部からの空気や液体の漏れを止めるために使用するパーツのこと。
パッキンの種類はいろいろありますが
材質は紙やゴム、鉄など使われる箇所によってもさまざま。
そのパッキンがないとオイルやガソリンなど
そこからもれててはならない物がだだもれ。。。
空気も同様パッキンで押さえ込めたりできます。
原因はパッキンが入っていないことで
取り付け部に小さな隙間が出来てそこから
エンジン内にはってはいけない空気
2次エアー
がはいっていてバランスがとれなかったということです。
突き止めれば話は早いです。
あらゆるパッキンが入る場所に
大きさや形を合わせてパッキンを入れて
二次エアーを遮断し組み付けして作業完了。。
エンジンをかけると今までがウソのように快調な走りになりました。
そして先日より入庫いたしました
シグナスXもエンジンの不調&オイルもれで
オイル漏れを止めるのとアクセルを開けると
息継ぎをするということで
この際にエンジン周りの総点検メンテナンスと
駆動形リフレッシュで入庫いたしました。
まずはオイルもれの原因究明で
調べていくとタペットカバーのパッキン
O-リングがだめでオイルが漏れてまして
早速オイルを抜いてばらしてパッキン交換です。


なんじゃこりゃーこんなことで。。。ということほんと多いです。

コレを新しいパッキンに交換します。

交換後オイルを入れ替えて
エンジンをかけて漏れがないかチェックし
オイル漏れ問題はコレにて終了!
つぎにキャブを分解していきます。
外見はきれいで何も問題はなさそうなキャブですが
これまたあけてびっくりな内容でした。

キャブのなか真っ黒じゃあ~りませんか。。。
だめですねぇ~キャブの内部は精密部品
こんなに汚れていてはごみも入っているのではないか??
キャブ中にあるジェットは本当に小さい穴が開いていて
そこがつまると正常に機能しなくなります。
蚊の頭でもつまりますし髪の毛でもつまります。。
ですので定期的にきれいに洗浄が必要です。

なんじゃこりゃ~

はい。ここに原因がでてきました。
この部品はダイヤフラムという部品ですが
ここもゴム製のおおきなパッキンみたいな役目をしている部品
ここに小さな亀裂が見られます。
このような小さなきれつひとつでキャブは
正常には動かなくなります。
この部品は修理はできないので
交換になります。
そしてキャブ本体を洗浄開始


きれいになりました。

この二台の様に
小さな部品の劣化や欠損により
エンジンに与えるダメージというのは大きいものです。
そして小さいがゆえに見逃したり
ほおって置いたりすると取り返しがつかない
故障などのもつながりますので
もしあなたのバイクが以前よりすこし感じが変わった
スピードが落ちた・エンジンがかかりにくくなったなど
小さなトラブルを感じ出し始めたら
すぐに点検をしてみることをお勧めいたします。
ほおって置くとあとでおおきなトラブルも起こることもあります。
点検・メンテナンスに関して
気になる方はお気軽に当店までお尋ねくださいませ。
点検は無料でいたします。
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大阪府寝屋川市中木田町21-17
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