Tchaikovsky - Francesca da Rimini - Igor Manasherov, Moscow Philharmonic Orchestra


・今日の「×(かける)クラシック」の目玉コーナーは、「こってりコーダ選手権」。終曲部分がいかにこってりたっぷりしつこいかを競うんですが、ん~、チャイコフスキーが来なかったのは意外。

・チャイコだとちょっとこってりしすぎて、番組のテイストと合わないということか。ならば次回へ備えて私が投稿しようと思ったら、今日だけなのですね。残念。

・で、とりあえず、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」。大変魅力的なゆったり中間部も聞きどころですが、それを挟んだ短調部分も激しくて大好き。それを受けてのコーダーは、一応、上の演奏だと24分30秒くらいにしてみたい。いや、本来はもっと後なのかな。でも、お聞きくだされば幸い。

・全音符(だと思う)でのテュッティの伸ばし、この演奏だと4拍分採っているようです。が、たまに2拍分に解釈するのもあって、それはそれで納得の終わり方です。こってり感はその分、薄れるけれどね。

Semyon Bychkov conducts Tchaikovsky Francesca da Rimini


・これがその2拍子解釈ですが、テンポのせいであまり切迫感はありません。誰の演奏だったか、あたかも1拍分しか採らないかのように駆け抜けるのもありました。これがまとまり感があって胸を打つんですけれども。

P. I. Tchaikovsky Francesca da Rimini Symphonic Fantasy after Dante (Conductor Mark Gorenstein)


・こちらが理想形に近いか。最後の延ばしは、ぐうの音も出ないくらい、たっぷり延ばしてほしいかも。

Tchaikovsky: Francesca da Rimini - Russian State Symphony Orchestra/Svetlanov (1993)


・さすがにこれは速すぎる。が、まとまり感はあるかと思いますが、なにせ、速すぎるので、ちょっと・・・(^_^;

Tchaikovsky - Francesca da Rimini, op 32.


・これは便利。
 いつも思うのですが、どう考えてもメロディじゃなく、後打ち・合いの手のような金管が、音量的に前に出てくる、つまりメロディを聞こえなくする、ほかの楽器の動きも分からなくする・・・そういう演奏がチャイコの場合には多いような。そのあたりをきれい整頓して聞かせてくれる(見せてくれる、とでもいいたい)名演もあるにはあるんですが、少数派。そういう風に演奏するものなのかなあ。

・そういう不満がある向きには、スコアがあると便利ですよね。まあ、演奏者たちから見れば、「音がちがってないか試験でもしるの?」とか思われそうですけれども。

L’amor de Svetlana Zakharova triomfa a Peralada


・チャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」に振りをつけてバレエにすることもありますね。初めて見たのはもう、40年以上も前かな。そこでチャイコの「フランチェスカ・ダ・リミニ」に出会ったのでした。その後、レコード探し。当時は、「1枚必ず買いますから、試聴させてください」といえば、大抵応じてくれたものでした。レコード屋さん。