
・左は『節用集』(寛永6年刊)、右は『二体節用集』(寛永九年刊)です。ともに縦本の範疇ながら、横幅が違います。ただ、どちらもちょっと変ではあるか。『節用集』は横幅が足りない感じだし、『二体節用集』はその逆。

・常識として、横幅にゆとりがあれば、綴じる部分に余白が多くなるはず。ところが、上の写真のように、ぴっちりきちきち。

・こちらの方がよりはっきり分かるか。綴じ元にはまったく余裕がない。右のページから左のページへと一連なりのようにすら見えます。巻物とか経本とかを連想させます。何か意図があるようです。いくつか考えはありますが、どれも帯に短し襷に長し。