という題名の論文あり。今日の3年生のゼミで読み合わせます。「これなら自分でも読めるかな」というのから論文にアタックするのはよいと思います。私もそんな理由で読み始めた論文があるなあ。て

・金田一春彦「不変化助動詞の本質」
 助動詞なのに「不変化」とはこれいかに。あやしい、とか思って。『日本の言語学』(大修館書店)というアンソロジーに入っているので読みやすいかも。

山口佳紀「古代日本語における語頭子音の脱落」
 たとえば、日本語の歴史を記した書物などの説明で、「春」と「雨」とで複合語を作るとき、ハルサメの形をとるから、子音の〔s〕が挿入されたのだ、と説く場合がありますというか、いまだにそう説明するものの方が多いかもしれません。だから、「子音挿入」は聞いたことがあるけれど、「子音の脱落」とは何かな何かなと読み始めた記憶があります。いや、まあお見事な手際で論述されます。

岡崎 正継「「ハッケヨイ」の語源について」
 これも通説になずまず、言語学の問題として真摯に取り組み、あらたな見解を示したもの。大好き。(^o^) 國學院大学のりポジトリには、この論文が掲載されていないようですが、モッタイナイ。