北村薫『遠い唇』(短編集)。

・北村薫の推理小説は以前から好きで、気がつくと本を買ってたりしますが、うわわ、随分ご無沙汰になってしまいました。このなかの「ビスケット」、『冬のオペラ』で活躍した「名探偵」巫弓彦が、最後のヒロイン、椿さんと結婚してたことが明かされています(10年遅い私)。なるほど、いいカップルだったかも。でも、それも長くつづかず死別。巫には、そういう寂しさが似合うのかもしれない。良きにつけ悪しきにつけ。

・その「ビスケット」には、アルファベットの形をしたビスケットが出てくるんですが、知ってますか? 私が子どものころのには、青海苔がかかってました。今思えばちょっと以上に不思議だけれど、今でも作ってるらしい。ふぅん。見たこと、ありますか。

・さて、『冬のオペラ』は、20年近く前にコミック化されていたそうです。知らなかった。それがまたぶんか社コミックスとして再発売されています。たまたまこれをメルカリで見つけてぽちり。(あ、現在は品切・絶版なのかも)

・で、『冬のオペラ』を再読。うーむ、短編3つのうちの最後の話が椿さんがらみなんですが、うーん、そういう悲しい話いや、つらい話だったか。ディティールを忘れ去ってました。また別のものも再読するかな。読書の秋。