・特別貸出の期限がすぎたとかで付属図書館に返却。開館してたので、ぐるりと見て回れば2階以外の座席はすべて使用不可にしていた。なるほど。中野重治全集でちょっと拾い物。

・でも、ネジバナの方がありがたい。今年も無事咲いてくれた。近くでは理科の教員が縄張りをしていた。ネジバナを教材にするとかで、標識付けたり、「芝刈りは当分ご遠慮ください」の立て札を出したり。



・そう、10年前だったか、ちょうど咲いたころを見計らうかのように芝刈りしていた。翌年は全滅。気息奄々としていたのが、何とか咲きついでくれてて何より。

・岐阜大学の構内で初めてみたときは、こんな造形の妙があるものかと感嘆した。それまで見たことのない方がおかしいのだが、仕方ない。

・岐阜にきてしばらくして、調査のため東北大学に行ったときには絶句した。あちこちに咲いているではないか。仙台在住6年間で気づかなかったとは。心理的に切羽詰まった生活をしていたのらしい。

・それ以来、ネジバナはちょっとしたバロメーターになっている。今日も図書館に向かうおりは気づかなかったが、「負債」を返し、拾い物もあって、気持ちに余裕ができたということだろう、帰途にネジバナに気づいたのだから。まだまだ修行が足りない、ということか。

・当分ネジバナに教えてもらうしかなさそうだが、それがいらなくなる日がきたとして、それは修行が成就したということなのか、はたまたもっと別のことを意味するのか。ちょっと恐い気もするが、早く迎えてみたい気もする。