・9月開講もありうるかも。ちらりと表明したという感じですね。まだ、真剣に考えているわけではないようです記者会見動画だとこちら。12分40秒あたりからです。

萩生田文部科学大臣会見(令和2年4月24日):文部科学省


・都道府県によって、COVID-19の影響(の強弱)はさまざまですから、一律に「8月一杯休業、9月新学期!」と行けるかどうか。だれかが損をすることになりそうです。その線引きなり、ベストな落しどころなりをどのへんに持っていけばいいのか、とても難しい問題だと思います。

・大学にかぎっていえば、新入生(1年生)と2~4年生とで切り分けることが考えられるでしょうか。

・2~4年生は、1年間は大学の講義というものに触れているわけです。だから、急に遠隔講義になったとしても、ついていけるように思います。遠隔講義から実際の講義を仮に再現することもできるでしょう。そうして学習した実感を得ていくことができる。また、大学というところがどのようにネットを使うかについても分かっているのもアドバンテージです。従来どおり、4月入学3月卒業でよさそうです。

・ところが、新入生は、まだ大学の「通常の」講義を受けた経験がありません。だから、さまざまな思惑・戸惑い、あるいは高校の授業以上の期待・夢もあろうかと思います。そうした中で遠隔講義にほうりこまれるわけです。当然、経験豊富な上級生のように「再現」なぞできるわけもありません。大学の講義に親しみ、十分な教育効果を手にするのは、少々以上にハードルが高いように思われるのです。したがって、新入生にかぎっては9月から新学期とするのが現実的といいますか、配慮ある態度なのかもしれません。