(間借り企画 土壇場のフルートテクニック)
・処方箋:フレーズの後ろの音から一つずつ増やしていく! たとえば、下の譜面(C.Ph.E.バッハ「ハンブルク・ソナタ」より)を例にとります。

 ・本式伴奏だけど新しめテイスト
 ・ピアノ伴奏だけどバロックっぽい演奏

・まず、最後のシ・ファ♯をさらいます。ただ、ここで肝心なのは、シとファ♯は、スラーでつながっていないこと。ファに入るには必ずタンギングすることになります。しかもファ♯にはスタッカートが付いているのを忘れずに。つまり、アーティキュレーションは正確に。シ・ファ♯を4~6回繰り返してみます…… うまくできましたか。タンギング、しました? それでは次へ!

・今度は、一つ前のド#を加えてやはり4~6回さらってみます。ド♯とシはスラーでつながることになりますからタンギングは不要。自分の一番綺麗な音でさらってください。ファ♯の前のタンギング、忘れないでね。あとは、同様に一つ前の音を加えるごとに、4~6回さらいます。「4~6回」というのはあくまで目安で、完全にできるようになるまで繰り返す、というのが本当です。

・はじめから全部を、ということは難しいですが、一つずつ加えていくならできますね。練習では「誰にでもできる」部分を見つけることが、近道みたいですよ。


・この練習方法は大分県在住の岩下倫之さんより、教えていただきました。ありがとうございました。ギター伴奏もいいですね。何だか優しくなれる気がします。