とある筋(?)では有名な話かと思いますが、『三省堂国語辞典』には「かわいこちゃん」という項目があります。阪神タイガース版やら、広島カープ版やらを出して話題を振りまいていますが、やはり本文で勝負していただきたいところ。「かわいこちゃん」、いいと思います。

・で、いつから載せてるかというと、手許にある第2版第1刷(1974年1月1日)には載っています。現行版にもあるわけですから、結構、長命です。

・ただ気になるのは、初版(第1版)ですね。1970年代の刷りだと載ってたりしないものかと期待しますが、さて。

・それにしても他の辞書は載せないのでしょうか。立派に日本語(のなかの要素)として使われているわけですから、項目として採用する辞書がもっとありそうなもの。

・一方では、「かわいい」「子」「ちゃん」に分解できるから、3つそれぞれが載せられていれば、合成された「かわい子ちゃん」を採るに及ばないとの判断もありうるところ。

・ただ、現代だと、ペットなどにもいいそうですね。また、「かわいい子ども」との語釈も、現代にあっては少々物足りない。「かわいい-」が外見の形容として見なしているのか、あるいは愛情を注ぎうるものとの意味を込めたのものなのか、あるいは両方なのか、そのあたりの判断は利用者がしなければならなくなっています。そろそろ手入れの時期なのかもしれません。