・この時期、ふりかえってちょっと気になるのは、ヤフオクで「降りた」品々。

・5月には、古本節用集(室町時代の節用集)が出た。巻末に「永禄三年」(1560年)に書写したと記されるもの。色めきたって、腹をくくって、30万円を覚悟したが、あっさり更新。さらに、覚悟して50万円入札したが、私にはこれが限界。

・これがもし、古書店の目録での価格だったら、100万円でも出したと思う。もちろん、その際は、現物の確認が条件になるけれど。おかしなところが多々あるようならキャンセルできる余地は残したいものです。

・ヤフオクだと、そうした確認行為が原則できないのが、私が突っ走れない要因(らしい)。出品者が提供した写真でしか確認できないのは、こわい。というか、その余地が残っていないという状況が、どうもためらいを生じさせる(らしい)。

・で、5月の古本節用集、最終落札価格は78万円だった。どこのどなたの手に落ちたのかは分からない。が、どうか、世に埋もれさせないでくれと願うばかり。