・昨年あたりに購入したヤフオク本『字集便覧』です。下巻だけの出品だったので、まあ安かったし、もう一揃いは持っているので、あまりに大した期待もせずにいました。だったら買わなきゃいいのに・・・と自分でも思うのですが、この本、余白が多いですよね。特に綴じ元あたりに。普通、この部分はも少し切り詰めて、縦に長~く仕立てるのですが、そうじゃないところに何かあるかなあと。強いて言えば版本書誌学的な興味がありました。(いや、そうでもないか)

・ところが、御覧のように、見返しに、なかなかの達筆で、学問への注意書きがありました。これは面白い。
学門は坂に車お をくことくゆたんお すれはあとゑ しりそく
・どうやら、「油断をするな」ということを「織り込んだ」短歌のようです。江戸時代でも、ヲ・ヘ・ハなどの助詞は「を・へ・は」と書くのが普通でした。もちろん、「学門」だって「学問」とあるべきところでしょう。したがって、
学問は坂に車を 置くごとく油断を すれば後へ しりぞく
とあってよいところです。そこをわざと外したあたり、曲者ですね。書いたのは、いじわるジイサンかな。ちょっとからかうような気持ちをもって、でもそれは一種の愛情表現でもあって。

・ところが、御覧のように、見返しに、なかなかの達筆で、学問への注意書きがありました。これは面白い。
学門は坂に車お をくことくゆたんお すれはあとゑ しりそく
・どうやら、「油断をするな」ということを「織り込んだ」短歌のようです。江戸時代でも、ヲ・ヘ・ハなどの助詞は「を・へ・は」と書くのが普通でした。もちろん、「学門」だって「学問」とあるべきところでしょう。したがって、
学問は坂に車を 置くごとく油断を すれば後へ しりぞく
とあってよいところです。そこをわざと外したあたり、曲者ですね。書いたのは、いじわるジイサンかな。ちょっとからかうような気持ちをもって、でもそれは一種の愛情表現でもあって。