・大阪・懐徳堂の教授、五井蘭州の著『蘭洲茗話』に、「大和(やまと)」の語源説があります。ついでに、それが他に引用というか襲用というか剽窃されたとしています。プライオリティの主張です。
・ただ、上代特殊仮名遣からは、「大和」のトは乙類だけれど、「外」(と・そと)のトは甲類なので、残念でしたとなります。でも、あの緊密な関係は捨てがたいなぁと思ったり。
やまとの訓山外なるは、予が家伝来の説也。他家の説にはいはぬ事也、先考かつて貝原篤信と、下河辺長流とにかたられし、篤信は釈名をつくりて、己か説とし、長流は僧契沖にかたり、契沖、代匠記をつくりて、己が説とせり。・この説、なかなかに説得力がありそうです。大和の隣は河内ですから、「河」と「山」、「内」と「外」で、緊密な対応・対照の関係を構成するからです。
・ただ、上代特殊仮名遣からは、「大和」のトは乙類だけれど、「外」(と・そと)のトは甲類なので、残念でしたとなります。でも、あの緊密な関係は捨てがたいなぁと思ったり。