・寛永16年刊の『真草二行節用集』に二種あることが知られます。これは私にとって新情報。天理吉田(天理図書館の吉田文庫?)に、既知のものとは別刊記のものがあるとのことでした。うれしやうれし。
・つぎに慶安4年。これがちょっとややこしい。
・『年表』459ページに慶安四年刊『真草二行節用集』とあるものは、配架番号からすると「真草二体節用集」とあるべきもののようです(
亀田文庫本、岡田希雄旧蔵書)。なお、これとは別に慶安四年刊の『真草二行節用集』はあり、『年表』469ページに載っています。
・ただ、慶安4年の『真草二行節用集』には別の版木で刷られたものがあります。刊記上は同一なので、おそらく『年表』の方針としてはよいのだと思います。それはそれとして、かなりよく似ているので、さっと見ると見落としますが、たとえはユ部の標目の「由」が草書か、草書の左辺が伸びて「皮」にまでなっているかで、とりあえず見分けられます。
・『年表』明暦2年の末尾には『真草二体節用集』が掲出されてます。香川大学の神原文庫本ですが、『国書総目録』の記載を引用したとのこと。原本をみると明暦二年のものだ、とかいうメモ書きが付いてます。これにしたがったのでしょう。刊記上半分が欠損していて「(年)孟秋吉旦/(豊)興堂新板」が読めるだけです。ただ、書名も考え合せ、版木の欠損も参照すると、上にみた慶安四年版『真草二体節用集』でよさそうに思います。
・つぎに慶安4年。これがちょっとややこしい。
・『年表』459ページに慶安四年刊『真草二行節用集』とあるものは、配架番号からすると「真草二体節用集」とあるべきもののようです(
亀田文庫本、岡田希雄旧蔵書)。なお、これとは別に慶安四年刊の『真草二行節用集』はあり、『年表』469ページに載っています。
・ただ、慶安4年の『真草二行節用集』には別の版木で刷られたものがあります。刊記上は同一なので、おそらく『年表』の方針としてはよいのだと思います。それはそれとして、かなりよく似ているので、さっと見ると見落としますが、たとえはユ部の標目の「由」が草書か、草書の左辺が伸びて「皮」にまでなっているかで、とりあえず見分けられます。
・『年表』明暦2年の末尾には『真草二体節用集』が掲出されてます。香川大学の神原文庫本ですが、『国書総目録』の記載を引用したとのこと。原本をみると明暦二年のものだ、とかいうメモ書きが付いてます。これにしたがったのでしょう。刊記上半分が欠損していて「(年)孟秋吉旦/(豊)興堂新板」が読めるだけです。ただ、書名も考え合せ、版木の欠損も参照すると、上にみた慶安四年版『真草二体節用集』でよさそうに思います。