・『字集便覧』(承応2=1653)(お、異様に縦長だ)という本があります。ちょっと面白い。中国でできた『字彙』(1615)という画数引き字書があるんですが、その注をごっそり削り、その分、訓読みを多く掲げたのが『字集便覧』です。『字彙』の和刻本(日本で複製したもの。返点・送り仮名などがつく)よりも10年ほど早いのかな。目ざとい人がいるものです。
・組織からいえば『字彙』の仲間ですが、たくさんの訓は『和玉篇』から流用した部分が多いはず。二種類の字書をいいとこどりしたようなものです。題簽(標題)を『和字彙』としたものもあります。『和+玉篇』は「説明は省略して、訓読みをたくさんつけた玉篇」ですから、『和+字彙』との名は、「説明は省略して、訓読みをたくさんつけた字彙」。筋が通ったネーミングです。
・岡井慎吾『玉篇の研究』の説明では「漢玉篇」(大広益会玉篇)の組織と同一と見、さらに玉篇のところで紹介してますが、完全に錯覚しています。早く、岡田希雄が指摘しています。
・で、入手しました。1000円也。最初の一冊がなく、後摺りで、半分は表紙も改められていますが、他は揃っているよう。刊記もクシャクシャになりながらもついてたので、文句は言えません。いや、にんまり。
・しかし、安いものは怖いもの。黴臭いこと! どうしたものか…… で、ダメモトでコーヒーのだしがらに期待をかけます。キムコがヤシガラ活性炭名なら、こちらはダシガラ活性炭です。うまく消えてくれるといいのですが、神田の古本屋なんか行くと、ほのかな黴臭にコーヒーの香りが混ざっているから、共存共栄なのか。いや、黴臭をコーヒーが抑制しているとみるべきか、はたまた実はタバコ臭のような気もする…… 良案を求めます。
・ところで、こんなに期待していいの?
・組織からいえば『字彙』の仲間ですが、たくさんの訓は『和玉篇』から流用した部分が多いはず。二種類の字書をいいとこどりしたようなものです。題簽(標題)を『和字彙』としたものもあります。『和+玉篇』は「説明は省略して、訓読みをたくさんつけた玉篇」ですから、『和+字彙』との名は、「説明は省略して、訓読みをたくさんつけた字彙」。筋が通ったネーミングです。
・岡井慎吾『玉篇の研究』の説明では「漢玉篇」(大広益会玉篇)の組織と同一と見、さらに玉篇のところで紹介してますが、完全に錯覚しています。早く、岡田希雄が指摘しています。
・で、入手しました。1000円也。最初の一冊がなく、後摺りで、半分は表紙も改められていますが、他は揃っているよう。刊記もクシャクシャになりながらもついてたので、文句は言えません。いや、にんまり。
・しかし、安いものは怖いもの。黴臭いこと! どうしたものか…… で、ダメモトでコーヒーのだしがらに期待をかけます。キムコがヤシガラ活性炭名なら、こちらはダシガラ活性炭です。うまく消えてくれるといいのですが、神田の古本屋なんか行くと、ほのかな黴臭にコーヒーの香りが混ざっているから、共存共栄なのか。いや、黴臭をコーヒーが抑制しているとみるべきか、はたまた実はタバコ臭のような気もする…… 良案を求めます。
・ところで、こんなに期待していいの?