・う~、嫌いだ。この言葉。ただし、政治家や行政がいう場合である。「スピード感をもって善処する所存です」っていう文脈。おそらく、怠りなく、漏れなく、見落としなく、確実にやりますの意の「緊張感」を下地にした言い方なんだろうけれど。初出はこれか!?

・求められるのはスピードだろう。「スピード」じゃない。私の頭には、高速でたらい回ししている図が思い浮かぶ。このあたりの語感がない人間が、国の中枢にいること自体、不安である。伊奈かっぺいに政権をとらせたいほどだ。

・この辺を突いたものか、『新明解国語辞典』は「善処」に注して
〔政治家の用語としては、さし当たっては なんの処置もしないことの表現に用いられる〕
というわけなのであろう。