『貨物時刻表』という本がある。うちの図書館の雑誌コーナーにも鎮座しているが、どうにも分からない存在である。大学にあって、誰が何のために使うのか、見当がつかないから。

ウィキペディア(エピソードが面白い)には「荷主向け」とあるけれど、貨物輸送の時刻を知らなきゃならない部署もなさそうだ。工学部あたりに何かあるのだろうか? 趣味用途を考えても鉄道研究会はなかったはずだし(あったらごめん)。 

・大体、今時の国立大学はどこも予算が削られているから、徹底的に節約をするようになっている。雑誌類もそうだから、真っ先に削減されそうなものなのに、生き延びているあたり、不思議さがいや増す。

・せっかくあるのだから、1年生を連れての図書館ツアーでは、必ず紹介することにしている。「80万冊あります」というより、『貨物時刻表』というものが存在すること、そしてそれが大学の図書館ならあることに驚いてもらい、高校までの図書室とはちがうのだと印象づけるわけです。大学生になった自覚にまで繋がれば、なおよし。もちろん、そうお手軽にはいかないけれども、どうにも本来の用途とは異なるあたり、不思議な存在としての面目躍如というべきか。

・ところで、いつから図書館では配置することになったのか、検索システム(OPAC)で調べてみたら、なんと登録されてないのだ。どういうことなんだろう?? とことん不思議な存在である。