・70年代に聞いていた音楽。そうだそうだ、レーモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラに心酔していたのだった。

・当時はイージー・リスニングと呼ばれていた、ポップ・オーケストラの軽音楽が流行っていた。中心はフランス。講談社がボックス装のシリーズものLPを出すという、何がどうなってるんだか分からないほど、席巻した時代。たとえばルフェーブルの2巻のうちの1巻がこちら。買いましたよ。小遣いなんか無いに等しい額だったけど。それほど熱中していた。

・クラシカルな雰囲気をまといつつ、ポップス曲をアレンジするのが得意でした。しかも、絶妙の仕上がりで、原曲が無名曲なほど聞き映えがします。また、クラシックをポップス風にアレンジするのもうまい。ビバルディの『四季』の冬などは、原曲よりドラマチックに仕上げてある。

・とりあえず試聴のリンク。
 2枚めのディスクにクラシックからのアレンジ多し
 「嘆きのサンフォニー」が入ってるのはいいが、やっぱり有名曲路線かな。
 2枚組100曲入り。すべの曲が一部しか入ってないらしい。
 ベスト盤はいくつかあるようだけれど、抑えておいてほしい曲がなかなか入ってない気がします。「皆さん知ってる曲が入ってますよ、是非お買い求めを」という感じのラインナップ。「オリーブの首飾り」「恋は水色」なんか、ポール・モーリアの曲。プライドを持て! と叫びたい。

・ルフェーブルはパリ・コンセルバトワールのフルート科を首席卒業。かのマルセル・モイーズの最後の弟子だったとか。首席卒業のことは以前から知ってたけど、モイーズの弟子だったとは今初めて知りました。が、フルート好きになったのは彼の影響が大きいですね。クラシックを聴くようになったのも彼のおかげ。第二外国語にフランス語を選んだのもそうか。

・ウィキペディアにも記述はあるけれど、スキャットの女王・ダニエル・リカーリともよく来日していたことも書いておこう。「ふたりの天使」は今でもよくBGMで使われていますね。

・一番有名な曲は「シバの女王」(このシングル、買いましたとも!)です。一番演奏というかオン・アエされたのは、「夜間飛行」でしょうか。FMの「ジェット・ストリーム」のエンディングでした。いや、ひょっとしたら「思い出のラスト・キス」かもしれません。

・なんだか、久しぶり聞きたくなってきました。買ってしまおうか。あ、名アレンジの「マイ・ラブ」が入ってないみたい。残念。ところで、前から思ってたんですが、『ダイ・ハード』の悪役に似てるんですよね。