岐阜県美術館の企画展。巡回展なので他のところでも開催されるでしょう。何だか最近美術展ばかり行っているぞ。ただ、今回は連動するイベント、参加型コンサートと学芸員による鑑賞会に釣られました。

・参加型コンサート、ちょっと珍しいトリオ。クラシック畑の人たちの軽いアレンジの入ったもの。クラシック好きには物足りないラインナップですが、参加型でみんなで楽しむならちょうどよい。洗練された和太鼓やら、スピーカーボックス様の椅子兼バスドラ兼鼓(?)、獣の爪をつづり合わせたものやら、アメリカン・クラッカー様のマラカスとカスタネットを兼ねたものなど、さまざまな形を見てるだけで楽しい。

・終了ととともに、鑑賞会へ。美術展に通い慣れた人なら、少々退屈しかねない、地味な作品群でした。ロマン主義といっていたかな、自然対人間の構図が分かってしまうと…… ただ、だからこそ鑑賞会の意味がある気もする。私のようなものには、鑑賞ポイントを学ぶのに丁度よい教材群だったと思います。習ったことを、説明を省かれた作品ですぐに応用することだってできるし。

・宣伝の仕方として、もっとアルザス地方の特殊性を出してもよかった気がします。日本でも「最後の授業」とかを通じて、実はよく知られた地域だし。そういうところに所蔵されている、一見退屈しかねない作品群は、また別の意味を持つでしょうからね。

・いや、宣伝はうまいのかな。併設のレストランでは、「アルザス地方の伝統料理シュークルートなどを取り入れた特別メニューをご用意しております」。ドイツ語のザワークラウトの方が通りがいいし、な~んだ、ということになりそう。でも、実はアルザスのは違うかもしれない、食べねば、となりそうだ(私だけか)。