・当初の予定では、弘前市内でめぐり残した洋館・禅林街などを見て、「和歌山」(弘前支店。しじみの大きさに刮目)のしじみラーメンを食べるはずだった。時間があれば岩木山神社で重文を見るという建物めぐり。しかーし、どんどん晴れてくる。もったいないような晴れになる予感。で、岩木山は9合目(スカイラインで8合目+リフト)まで行き、日本海側へ抜けて疑似五能線体験となりました。県外性晴れ男ゆえの悲しい性(さが)ですのお。


・69個のカーブを登ってリフト入口まで。カーブ間は直線部分が短いので、運転はかえって楽。8合目で、途中で買った嶽キミを頰ばります。いつ食べてもうまい。本場の岩木山東麓で買ったから、昨日より一段うまい気がします。

・リフトで山頂近くまで。残り30分ほどの徒歩(というか瓦礫登り)で山頂らしく、360度の絶景も見てみたいが、持ち時間は限られている。5分ほど歩いて終わり。

・その5分歩いたご褒美(?)か、こんな蝶に出会いました。我が目を疑うことしばし。「宇宙を内包している」。前翅がもう少し上にあがってくれると、後翅の「青い目」も現れて、この上なく美しい姿になるのですが、残念。クジャクチョウというそうです。景色のほかにも眼福。

・さて、西海岸へと急ぎます。カカシで町おこしの地域を行くと、ただならぬ茅葺き家屋を発見。声をかけて撮らせていただきました。大変理解のある方で、裏の庭まで御案内いただきました。「裏の庭」って書きましたがね、ちゃんとした日本庭園なんですよ。庭園だけで200坪。20Kで、築200年以上というから驚きます。庭に面した一室が応接間なのでしょう。しっかりと小机と生け花が配されていました。かなりのお宅と拝しました。

・「文化財に指定させてください、とか言われませんか?」「ん~、人手も少ないしねぇ」。なるほど。さらに裏手には城跡があるそうで、行ってみれば、との気配も感じたのですが、泣く泣く辞去しました。

・鯵ヶ沢市街へ。道の駅で昼食。相方はウニ丼、私は海鮮ちゃんぽん(なんで青森でちゃんぽん食うかなぁ)。値段の割りには期待値を越えないぞ。「道の駅にうまいものなし」の我等の格言は、まだ覆りません。いやそこそこ美味しいんですがね。五能線で行ってみたかった駅へ急ぎます。

・この駅名標を写すために来たようなもの。ああ、古いタイプのものがあるうちに来るのだった。でも、耳を済ませば、寄せて砕ける波が轟きます。これには感心した。

・隣の難読駅カソセにて。ちょうどやってきてくれました。2両編成。乗る人なし、降りる人、女子高生一人。話を聞きたかったけれど、きっかけがないですね。

・そんな駅でも停車位置は厳格に守ります。窓の向こうに見える看板には、ワンマン運転の際は、このあたりでお待ちくださいと書いてあるのだ。JR東日本のほこりだ。

・日本海と荒屋(作業小屋? 道具置場?)と稲穂。Z字。

・岩木山。ほぼ真西から。肩があります。千畳敷海岸で南に折れるところからだと、海の上に岩木山が浮かぶ形になります。あまりに素晴らしくて撮ってはいけない気分になり、スルー。馬鹿なことをしましたが、また来る口実があるのは悪いことではないぞよ。

・ほぼ真北からだと円錐になる岩木山。無料化実験中の津軽道路を東進して空港に向かいます。結局三日間で620キロほど走りました。随分走ったようだけれど、今日の消費ガソリンは10リットルほど。これくらいなら途中無給油でもよかった。空港ビルで夕食のつもりでしたが、実は前回で懲りている。小腹がすいたまま名古屋へもどります。空港の売店で、食べられなかった代りのしじみラーメンを買いました。レトルトにしてはよくできていましたよ。