・こちらの続き。シラビーム言語の香りがぷんぷんします。
・〔fukaosa〕↓
〔fuk osa〕
フコサ(深長)は、もとがフカ・オサ〔fukaosa〕とすれば〔a〕が脱落したもの。この地方では、母音を連続させない傾向があるよう(古い日本語も)。
・〔umaja〕↓
〔 ma e〕
マエ(駅)は、ウマヤ〔umaja〕がもと。ただし〔mmaja〕がより現実的もしくは古い音形で、〔mm〕が短縮された。また、〔j〕は調音上母音〔i〕に近い。母音を連続させないから、次の〔a〕と融合して中間の〔e〕に。
・〔iwaut∫i〕↓
〔 jo:t∫i〕
ヨウチ(岩内)がイワウチ〔iwaut∫i〕からだとすると、〔w〕も〔j〕同様に半子音(半母音)と呼ばれるもの。やはり〔i〕と並び立てず、双方の性格(w=半子音、i=前母音)を取り合わせた〔j〕に融合。〔au〕も、母音を連続させない性格から、中間の〔o:〕に融合。ただ、長音を認めることになるのがひっかかる。
・〔iwaut∫i〕↓
〔 jout∫i〕
別解。〔a〕は〔w〕〔u〕に挟まれるので影響をうけて、やや狭い後母音〔o〕に変化。〔w〕が〔j〕になるのは上記のごとし。変化は「岩」に対応する部分だけということになる。が、〔ou〕の連続を許すことになるのがひっかかる。
・〔oo a∫i〕↓
〔o wa∫e〕(o wase)
オワセ(大足)がオオアシ〔ooa∫i〕からだとすると、母音が三つも続くので、子音を一つ介入させて〔oowa〕に。残る〔oo〕は母音を連続させない性格から〔o〕に縮約。最後の〔∫i〕が〔se〕になるのはちょっと難しい。でも、舌を下げる広い母音が三つも先行し、ことに直前にはもっとも広い〔a〕があるのだから、影響を受けて〔i〕が少し広くなって〔e〕になったのだろう。
・本当は、「元の形」としたものが時代上どこまでさのぼれるか、というより、しかるべき時代にさかのぼらせて設定すべきなんですが。同時に、個々の変化も、時代上いつ起きたものかを特定した方がよいのだけれど。とりあえず。
・〔fukaosa〕↓
〔fuk osa〕
フコサ(深長)は、もとがフカ・オサ〔fukaosa〕とすれば〔a〕が脱落したもの。この地方では、母音を連続させない傾向があるよう(古い日本語も)。
・〔umaja〕↓
〔 ma e〕
マエ(駅)は、ウマヤ〔umaja〕がもと。ただし〔mmaja〕がより現実的もしくは古い音形で、〔mm〕が短縮された。また、〔j〕は調音上母音〔i〕に近い。母音を連続させないから、次の〔a〕と融合して中間の〔e〕に。
・〔iwaut∫i〕↓
〔 jo:t∫i〕
ヨウチ(岩内)がイワウチ〔iwaut∫i〕からだとすると、〔w〕も〔j〕同様に半子音(半母音)と呼ばれるもの。やはり〔i〕と並び立てず、双方の性格(w=半子音、i=前母音)を取り合わせた〔j〕に融合。〔au〕も、母音を連続させない性格から、中間の〔o:〕に融合。ただ、長音を認めることになるのがひっかかる。
・〔iwaut∫i〕↓
〔 jout∫i〕
別解。〔a〕は〔w〕〔u〕に挟まれるので影響をうけて、やや狭い後母音〔o〕に変化。〔w〕が〔j〕になるのは上記のごとし。変化は「岩」に対応する部分だけということになる。が、〔ou〕の連続を許すことになるのがひっかかる。
・〔oo a∫i〕↓
〔o wa∫e〕(o wase)
オワセ(大足)がオオアシ〔ooa∫i〕からだとすると、母音が三つも続くので、子音を一つ介入させて〔oowa〕に。残る〔oo〕は母音を連続させない性格から〔o〕に縮約。最後の〔∫i〕が〔se〕になるのはちょっと難しい。でも、舌を下げる広い母音が三つも先行し、ことに直前にはもっとも広い〔a〕があるのだから、影響を受けて〔i〕が少し広くなって〔e〕になったのだろう。
・本当は、「元の形」としたものが時代上どこまでさのぼれるか、というより、しかるべき時代にさかのぼらせて設定すべきなんですが。同時に、個々の変化も、時代上いつ起きたものかを特定した方がよいのだけれど。とりあえず。