・警察の活躍を紹介するテレビ番組。久しぶりに「架電する」を聞きました。もともと警察・法律(というか裁判?)用語だったのが、普通の職場などでも使われだしたようで、検索を懸けると(「懸検」とか言いたくなってくる)、質問箱のようなサイトでも紹介されている。どうやら、気づかない新語になった(?)ようです。
・ちなみに国会会議録検索システムを使ってみると、一番早い例は、昭和49年4月4日の衆議院・農林水産委員会での中川利三郎委員の発言中のもの。
・30年前の民間企業の文書にあるのだから、やはり普通の新語とは違います。あと、どちらかというと硬めで簡潔な文体に出てくるのも注目点か。熟語にした方が使いやすい、いや熟語があるのならそちらを使うという文体はありそう。そしてそういう文章を扱いなれた層というのも想定できる。そんな場で作られた言葉の一つが「架電する」なんでしょう。
・ちなみに国会会議録検索システムを使ってみると、一番早い例は、昭和49年4月4日の衆議院・農林水産委員会での中川利三郎委員の発言中のもの。
下関の工場というのは、ニチモウの中でも底びき網をつくる最大の工場であります。この工場長が本社に出した文書がございます。四十八年三月十六日付で「工場仕切価格の件」、こういう文書でございます。
ところで、この文書を見ますと、いまお話ありましたポリエチレンの原糸の問題についてどう書いてあるかといいますと、「カネライト原糸に就いて本日日商藤井氏より架電あり、鐘紡、三井、宇部等の大手メーカー打合せに依り四月二十一日以降一〇%原糸値上げを申合せた」云々と、こう書いてありますね。
・30年前の民間企業の文書にあるのだから、やはり普通の新語とは違います。あと、どちらかというと硬めで簡潔な文体に出てくるのも注目点か。熟語にした方が使いやすい、いや熟語があるのならそちらを使うという文体はありそう。そしてそういう文章を扱いなれた層というのも想定できる。そんな場で作られた言葉の一つが「架電する」なんでしょう。