・昨秋の終りごろ、実家に電話をかけた。どこの 親も一緒だろうが、子どもがいくつになっても子ども扱いするものだ。そう、たまには「子どもの威厳」を示さねばならない。貴方の息子なのだから安心なさい、と。これもまた親孝行だろう。
・いつものように「岐阜だけど……」と話しかけるが、声は落ち着きをたたえた、渋めの音色で出せた。その調子だ。が、「はい、どちらさん?」… 「?」はこちらもである。番号を間違えたか。いや確かに父親の声。声を作り過ぎて、別人だと思われたか。
・あわてて普段の声で「岐阜だよ、岐阜!」と言い直したが、連呼調になったのがまずかったのか、。そのまま切られてしまった。オレオレ詐偽だと思わせた? 飛んだ親不孝である。
・いやいやそうでもないか。父が武勇伝よろしく、面白おかしく話し歩いてるかもしれない。オレオレ詐偽に遭遇したが、無事かわしたこととして。話題提供という親孝行である。
・こうなったら、真相を打ち明けないことでさらなる孝養を積むしかあるまい。
・いつものように「岐阜だけど……」と話しかけるが、声は落ち着きをたたえた、渋めの音色で出せた。その調子だ。が、「はい、どちらさん?」… 「?」はこちらもである。番号を間違えたか。いや確かに父親の声。声を作り過ぎて、別人だと思われたか。
・あわてて普段の声で「岐阜だよ、岐阜!」と言い直したが、連呼調になったのがまずかったのか、。そのまま切られてしまった。オレオレ詐偽だと思わせた? 飛んだ親不孝である。
・いやいやそうでもないか。父が武勇伝よろしく、面白おかしく話し歩いてるかもしれない。オレオレ詐偽に遭遇したが、無事かわしたこととして。話題提供という親孝行である。
・こうなったら、真相を打ち明けないことでさらなる孝養を積むしかあるまい。