
・昨日の話題だけれど、やはり逸せず。岐阜県の根尾村(現、本巣市)は、薄墨桜が有名。例の継体天皇が植えたとかいう伝説がある。それにちなんだおみやげ物もいくらかあるけれど、思わずうなったのが「薄墨豆腐」。
・本当に薄墨色なんです。しかし、なぜ薄墨色かといえば…… 黒豆を(も?)原料に使っているから。アイディアマンがいるんですね。桜の花の(たぶん)塩漬けが入っているのが良心的? 本物の薄墨桜からのものですかね。
・継体天皇が都にのぼる際に残したのが「身の代と残す桜は薄住みよ 千代に其の名を栄盛へ止むる」という御製。5世紀の人の歌いぶりはこんなんですかね。また、下句が妙に散文的というか理知的というか。これといった根拠もありませんが、菅原道真が都を去るときに歌ったという「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」に通じるよう気がします。実は御製も同じころに作られた? いや、単に歌われた状況が似てるだけかな。