・刊記にこう記された節用集があります。「烏丸通りと二条通りの交差点から2ブロック北の町がこの本を刊行したんだよ」ということらしい。町衆が作った、少なくとも資金を捻出したのでしょう。
・ただ「二町上之町」というのはちょっと。今ならもっとダイレクトに通り名を使って「烏丸竹屋町上ル」とか「烏丸丸太町下ル」とか言いそうです。当時は、一~九条を基本にして、上にいくつ、下にいくつ、という言い方を(も?)していたのでしょうか。また、「上之町」とあることから、「上」はカミないしウエと読むのでしょう。アガルではない(なさそうな)のも興味引かれます。