・久し振りに買った和本が『改正増益小字彙』。7月上旬以来の買い物でした。「毛利田庄太郎刊板」。「太郎」の部分が面白い。まるで一字のようにこんがらがっている。もちろん、一字にしては大きく(専有面積が広く)なりますが。
・上の太線(匡郭)から下の線までは9センチ。そんな狭い場だから、少画数の字は小さく、多画数の字は大きくなりがちなのかもしれません。全体に余裕があれば、画数にかかわらず同一の大きさにできるのでしょう。
・「刊板」も何か変な気もします。どちらかだけでよい。ただ、「刊」には「削る」という意味があるので、「版(板)木を作った」の意味だと考えることができそう。そうなると、残った「板」が「摺る・印刷する」などの意味にあたりましょうか。