・愛知の弁護士さんを呼んで。原理原則の話が多めだったかな。大学という場所でセクハラが起きるのを不思議に思ってたんですが、私なりにわかった気がする。
・原理原則は分かっている、でも、自分が今している行為は、カクカクシカジカの理由が成り立つから、原理原則からはずれるものである。したがって犯罪行為に当たらない。そういうねじ曲げた理屈をこねやすいんだろう。
・だからむしろ、具体例を挙げながら、これこれこういう行為はセクハラに該当する可能性が高いですよ、と言ってやった方がよいかもしれない。なにせ、大学の先生は、具体例から原理原則を抽象するのが仕事。その逆は苦手かもしれないわけだ。
・法律だってそう。法律として定められたものは原理原則である。それを個々の事件・事案にそうように適用するわけだが、それを的確に行うには膨大な判例を見るしかない。いや、判例という具体例の集積・分析から、原理原則である法律の真意をかぎとる、というのが本当のところかもしれない。
・また、第三者被害とでもいうべき視点もあってしかるべき。セクハラの当事者以外の人が被る損害だ。原則としてセクハラをはたらいた者の氏名は公開されない。となると、他の(男性)同僚に「もしかしたら、あの人がセクハラしたんじゃなかろうか」との疑いの目が向けられることになる。これは不愉快だ。
・いや、不愉快で済めばまだいい。場合によってはとんでもない不利益をこうむる。他大学の公募に応募して最終審査まで通過した。ただし、業績・経歴のほぼ拮抗する2人が残ったとする。そこで1人の人事委員が「こちらの候補者の大学ではセクハラがあったそうです」などとつぶやいたらどうだろうか。ひょっとしたら爆弾を抱えかねないわけだから、その候補者をはずすということは、まさに無難な選択だろう。
・ただ、誠実に反省した人にとって、氏名の公開が許されないというのは、かなりの心理的負担ではあろう。真摯に反省した結果、当事者にも同僚にも心から詫びたい。しかし、公然と詫びることは許されない。この場合、名乗り出ることは潔さの証明でありはするが、被害者の人権を守るためになされた氏名非公開の措置を無にすることになるからだ。
・原理原則は分かっている、でも、自分が今している行為は、カクカクシカジカの理由が成り立つから、原理原則からはずれるものである。したがって犯罪行為に当たらない。そういうねじ曲げた理屈をこねやすいんだろう。
・だからむしろ、具体例を挙げながら、これこれこういう行為はセクハラに該当する可能性が高いですよ、と言ってやった方がよいかもしれない。なにせ、大学の先生は、具体例から原理原則を抽象するのが仕事。その逆は苦手かもしれないわけだ。
・法律だってそう。法律として定められたものは原理原則である。それを個々の事件・事案にそうように適用するわけだが、それを的確に行うには膨大な判例を見るしかない。いや、判例という具体例の集積・分析から、原理原則である法律の真意をかぎとる、というのが本当のところかもしれない。
・また、第三者被害とでもいうべき視点もあってしかるべき。セクハラの当事者以外の人が被る損害だ。原則としてセクハラをはたらいた者の氏名は公開されない。となると、他の(男性)同僚に「もしかしたら、あの人がセクハラしたんじゃなかろうか」との疑いの目が向けられることになる。これは不愉快だ。
・いや、不愉快で済めばまだいい。場合によってはとんでもない不利益をこうむる。他大学の公募に応募して最終審査まで通過した。ただし、業績・経歴のほぼ拮抗する2人が残ったとする。そこで1人の人事委員が「こちらの候補者の大学ではセクハラがあったそうです」などとつぶやいたらどうだろうか。ひょっとしたら爆弾を抱えかねないわけだから、その候補者をはずすということは、まさに無難な選択だろう。
・ただ、誠実に反省した人にとって、氏名の公開が許されないというのは、かなりの心理的負担ではあろう。真摯に反省した結果、当事者にも同僚にも心から詫びたい。しかし、公然と詫びることは許されない。この場合、名乗り出ることは潔さの証明でありはするが、被害者の人権を守るためになされた氏名非公開の措置を無にすることになるからだ。