・実は初。北口方面から入ったため、駐車料金(800円!)を払うゲートが現れるまで少々不安な山道でしたが、無事到着。入場ゲート前の電線に、ツバメが10羽ほど、羽を休めていました。お出迎えかな。
・ゲートを降りていくと唐突の汽笛。ああ、小振りなれどSLがあるのでした。下を見れば、ターンテーブルでSLを転回中。人力で回転・停止させるタイプで見応えあり。動かしはじめるのもそうですが、むしろ、ぴったり180度で止めるのが大変でしょう。しかし、見事に決めて即発車。
・さて、入場料(一人1600円!)を払って中へ。入鹿池(池とはいえど広い)を背景に立つ洋館の数々は絵になります。帝国ホテル、もう少しゆっくり見ておくのだった。入ったとたんに胡弓の生演奏。これもサービスの一つなのでしょうか。コブハクチョウは毛繕いに忙しく、なかなか撮らせてくれない。「食道楽のコロツケー」にもそそられましたが我慢。
・京都河原町三条にあったという教会で、なんと本物の結婚式。ちょうどころあいよく、接吻も拝見いたしました。そうそう、現在も河原町三条には新築された教会堂があり、友人の結婚式で中に入ったことでした。奇縁?
・池のほとり方面から奇声が。松林の一部が、カワウのコロニーと化しているのでした。雛・若鳥たちも元気。しかし、あんな声を出す鳥だったのか。SL名古屋駅前・市電名古屋駅(?)を通過。
・煉瓦通り。ここにも「食道楽のコロツケー」。でも我慢。さらに一山越えて煉瓦作りの教会。ゴテゴテっとした感じが面白い。西郷従通別荘もコロニー風ながら安っぽくないのがさすが。鴎外・漱石の旧宅の玄関付近で聞きおぼえのあるさえずり。これは……オオルリだ。もうとっくに高山帯に行ってそうなものだから、少々得した気分。肉眼で楽しめる近さにいるはずなのに姿が見えない。
・煉瓦通りから裏道を通ってSL名古屋駅へ。片道300円を払って硬券をもらい一服。見晴らしよし。カワウのコロニーが入鹿池に浮かび、対岸の山並みがおおいかぶさる。
・例の列車が入線。機関車が切り離れ、人力ターンテーブルへ。列車に乗り込むと、これは今風に直したのだろう、側面ロングシートで旅情がそがれる。でも、池方面を向くように座ればパノラマが楽しめる。ちなみにこのシートの背当てが座面と直角をなす。展示されていた金沢監獄の独房を思い出す。
・SLの連結が見物だった。ホームの係員が右手を高々と挙げつつ、「3メーター、2メーター、1メーター」と間なく告げる。それほどの速さで間を詰めて来るのだ。あわや衝突か、と危ぶまれたタイミングで、「10センチ!」の声。急ブレーキをかけた風でもないが減速して見事に連接部同士が接触。連結処理完了。乗っていた人には、接触したことすら気づかれなかったほどのソフトタッチ。お見事。
・「東京駅」に着いて売店でみやげ物を物色。子ども向けが多いなか、「電気ブラン」に手が伸びかけたが、版画絵はがきセットにする。なかなか味わいがあります。