自分自身を受け容れる、っという中で、
自分の身体、思考、感情、言葉、行動。
この5つにわけて考えてみると、
受け容れる、ということがイメージしやすくなると思います。
ほとんど言われていないことなのですが、
実は、自分を受け容れる、ということをするときに、
歴史、を学ぶとものすごく自分を受け容れやすくなるんです。
「歴史を学ぶ、ですか???」
はい、そうなんです。
歴史を学ぶと言っても、学校でやるような、
暗記をする必要はまったくないですよ(笑)
歴史には、人類の英知と愚かな面があります。
例えば、
人類の歴史が大きく変わるとき、
様々な技術革新が行われています。
鉄器、の発明などがそうです。
古代、鉄器が稲作に使われる前と、
鉄器が稲作に使われるようになった後。
稲作の生産量に多大な影響がでたのですが、
どのくらい違うと思いますか???
2倍、3倍でしょうか?
どのくらいの生産量の差がでたのか、
いろんな研究家によって差はあるのですが、
8倍~50倍と言われています。
さて、稲作の生産量がこれほど上がると、
どのような変化が起こるのでしょか?
・・・
まず、一つの村を想像してみてください。
その村では、鉄が出来る前は、
村人全員が稲作をして、やっと食いつないでいける米がとれます。
それが鉄器が発明されることで米の生産量が上がると、
米があまるようになります。
すると、稲作が得意な人は稲作をし、
稲作が苦手な人は、別の仕事をすればいいじゃない?
っという発想が生まれます。
そこから、食べ物を生産する人、
土器を作る職人、などなど様々な職業、
っという概念が生まれていきます。
そして、最初は物々交換をしていた人々ですが、
やがて物々交換では不自由がでてきたので、
通貨、っというものが出来ていきます。
通貨が出来ることで、問題が起きるのですが、
それが貧富の差です。
ギリギリの生活をしている頃には、
みんながギリギリの生活だったので、
貧富の差なんてものはほとんどありません。
でも、通貨ができて、いろいろな職業が生まれると、
職業ごとの差や商売上手な人とそうでない人で差がうまれます。
貧富の差がそれほどない時には問題ないのですが、
貧富の差が大きくなればなるほど、
搾取される側と搾取する側、という構図が出きて、
その結果、革命が起こります。
革命が起こると、優秀な指導者が現れ、
世界を大きく変えていきます。
が、それは何代も続くわけではなく、
世代交代などで凡庸な君主やリーダーに変わると、
内部構造の腐敗、汚職や権力争い、が始まり、
そして、貧富の差がまた拡大していく。
そして、また革命。。。
革命には2種類あって、
1つは、国が内部崩壊していくタイプ。
2つ目は、国の内部崩壊を防ぐために、
外部に敵を創り、国の内部をまとめあげ侵略戦争。
こんなパターンが非常に多いですし、
人類の歴史はそういうことを、
繰り返しをしているところがあります。
・・・
すっごくざっくりした説明なのですが、
一人一人の生活に差がない時には、
争いは起こらないように見えます。
争いが起こるのは、
食料がなくて困ったあげくの侵略戦争か、
貧富の差の拡大による革命か、
利権をめぐっての内部闘争か。
人の嫉みや嫉妬、苦しみ、嘆き、
様々な負の感情や思考というのは、
人類の歴史にもつきものです。
個人、の感情はもちろんなんですが、
人類全体の感情として捉えてみると、
負の感情が私達の中にあるのは、
ある意味、仕方のないこと、と言えるんです。
全体の集合意識としての負の遺産、
みたいなものがあると捉えてみると、
自分の内側にある様々な感情や思考を、赦せるんです。
それは、個人的な問題ではないとわかるからです。
あなたの内側の感情と、
あなたが日々接する一人一人の内側にある人の感情。
どういう出来事から、様々な感情が引き起こされるか、
っということや、感情の強さには個々の人によって、
違いや差がありますけれども、
同じ感情が私達の中にはあるんです。
まず、自分の内側で感じている感情を、
素直に感じていくと、本当に様々な感情があることに気づきます。
その感情が表現出来ればそれで終わりですが、
表現できずに内側に抑圧していくと、
感情のエネルギーが、身体の中に溜まり、
様々な問題を引き起こしてきます。
ですからまずは、
自分の内側にあるいろんな感情に気づいてあげましょう。
どんな感情が自分の内側にあろうと、
それで大丈夫です。
人が進化していくのに、その感情は必要なんです。
なぜ必要かと言えば、それはやはり、
一人一人の痛みを理解するためです。
「ワンネス」っというと、みんな繋がっているんだ、
深い部分ではみんなが繋がっている、愛なんだ。
っと、あまりにも単純に思いこんでしまいそうになりますが、
人の心の深い部分が繋がっているとしたら、
もちろん、そこには愛もありますが、絶望や苦悩もあります。
それも含めての「ワンネス」です。
ありとあらゆる欲望や絶望、
反対に、ありとあらゆる希望や愛も含めて、
私達の集合的無意識にはたくさんの感情があります。
感情、っというエネルギーが流れています。
清濁併せ持つ、その強さを持たなければ、
私達は集合的無意識の領域に踏み込むことが出来ません。
大いなる愛、と一つになるためには、
清濁併せ持つ強さが必要なんです。
そのためにも、私達はまず、
自分の感情や思考を受け容れていく必要があります。
どんな感情も、どんな思考も、それでOKなのです。
偽る必要もなければ、隠す必要もないんです。
感じるものに、もっと素直になっていいんです。
それが出来た時に、私達は今よりもっと力強く、
一歩前に進むことが出来るようになります。
本当に目覚めたければ、覚悟を決めてください。
そして、本当はあなたの内側にある本質、っというのは、
傷つきようがない、大いなる源であることも知っておいてください。
そういう前提を持って、自分と向き合ってみてください。
ハートを感じる、っというのは、そういうことです。
ちなみに、経済が豊かに発展すると、
すごく優秀な哲学者なんかが出てきます。
例えば紀元前5世紀ごろ、
地球全体が暖かくなり、鉄器が世界全体で普及したころ、
中国では孔子が、ギリシャではソクラテス、
インドではブッタが、同じような時代に出てきています。
経済的な豊かさと、人間の精神の豊かさの関係性、
こういう風に着眼してみても面白いなぁ、と感じています。
今日は、自分を受け容れる、という中での、
思考や感情についての部分でした。
歴史、を知ることによって、
人間の性質、というものを知ることが出来ます。
今の私達にしてみれば異常な価値観が、
古代人にとっては当たり前、ということがたくさんあります。
国、によっても価値観は全然違いますよね?
私達、個人個人も同じ日本に住んでいながら、
価値観は多様化し、理解出来ないことも多いかもしれません。
それを一概に間違いだ!と決めつけるのではなくて、
表面に見えているモノだけではなく、
その奥にあるものを観ようとすること。
それが、本当の理解だと想います。
そして、理解した時に、また違う価値観が生まれるはずです。
まさにそれが、人間の進化で在り、
受け容れることが大切だ、ということの根本的な意味です。
受け容れることの価値は、進化にあります。
意識の進化は、新しい希望をうみだします。
新しい希望は、新しい現実を創り出すための原動力になります。
さて、っというわけで、
今日もありがとうございました。
P.S
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