やはり定番の恋愛のリーディング。
何がどうしてこんなことになっているのか、ずっとお一人様ですが、夫に開き直りで愛人自慢されて、車の助手席さえ乗らせてもらえなかった日々を思うと、今の方がマシです。
何がどうしてそんな酷いことができる人がいるのか、どうしてそんな人と結婚したのか、今もって情けなくなります。
でも、世の中には、寝取られる方にも問題がある、虐められる方にも原因があると平気で発言する人もいます。世の中には良いも悪いもないという考えもあります。自己防衛やエゴが働いている場合があるので、これらに苦しむことはない、そしてそれを他人がコントロールはできません。
例えば、夫や義父母は、こちらを責めてきましたが、それらの考えを変えさせて、謝ってもらおうと思っても、ムリだと思います。自分や自分の息子がかわいいのは変わりません。
ニュートラルだとして、どちらを選択したら自分の本音を大切にしていることになるのか、で選んだらいいのだと思います。
どれが正しいという基準ではなく、自分にとってどうか?という基準を選択するだけだ、と思うようになりました。
今、なにのご縁か、難病の研究者の秘書をしています。先生は、日々そうした理不尽、五里霧中の中に生きていて、かなり深い世界に生きておられます。
ある意味、求道者と言っていいかと思います。
何らかの理不尽さに日々触れている人達は、その禍に呑み込まれないために高い視座が必要なのだと思います。
先生語録なるものがあって、深いな、と思わされます。
そんな恋愛とか愛人に癒されたいという欲求はみんな持っているのですが、例えばそういったものは幻想なわけで、自分が難病にかかったとして、恋人や夫がいたとしても、子供がいたとしても、しがみついて救われる訳ではありません。
死への恐怖は消えるものではありません。