走るのか走らないのか、直前まで悩んでいて、
持ち札16でhitしてバースト(自爆)するなど、
さんざん皆様まで巻き込んだサロマ100km。
どうにかこうにか無事に行って帰ってまいりました。
まずは、5時のスタート前。
今回は、大の仲良しの札幌のぴーちさんがサロマ100kmに初参戦!

お互いの健闘を誓い合ってスタート直後スグに別れます。
今回も一般の部だったので、スタートロスは1分01秒。
昨年の突っ込み過ぎの教訓を胸に、
今回は快適なペースで走ります。

このくらいだと、苦しくない。
そして、フル通過を3時間30~35分の間を目標に、
淡々と進みます。

予定通り、3時間30分05秒通過でバッチリ!
そして、次に目指すのは、54.5kmのレストステーション。
昨年はここで荷物を受け取ってしまい、5分もロスをしてしまったので
今回は荷物を受け取らず、エイドのみという作戦で。

見事にうまくいき、50~60で昨年は59分台だったところを
今年は55分台で60km地点を通過。
そして、次の私の目標は、“キロ6貯金”を作ること。
“キロ6貯金”とは、残りの距離をキロ6で走っても
目標タイム、今回は9時間切りを達成できるタイムのこと。
それによると、60kmだと残り40kmなわけだから、
残り4時間必要ということになる。
私の場合は9時間が目標だから、
60kmを5時間で通過してるのが望ましい。
ただ、現実には5時間7分台。
7分借金を背負っていることになる。
ここからは、頭の中はキロ6貯金一色。
70km地点では、なんとしても6時間ちょっとで通過しておきたい。
残り30kmに3時間使えるとなると精神的にかなりラクになる。
・・・のはずが、70km地点の通過タイムは・・
全然縮まってない・・・。
あまりにキロ6貯金にとらわれるばかりに、
1kmのラップがちょっと悪いと、
フラットなところや下り基調なところでは
4分台前半(酷い時は4分10秒とか)で走っていた。
今思い返してみると、これが、75km以降の“自爆”の始まりでした。
キロ6貯金どころか、すでに5分半もいっぱいいっぱいで
ちょっと気を抜くと、キロ6になっていた私がいました。
そして、こちらは応援に駆けつけてくれたじゅん太さんに
コーラをいただいたところです。
この時、“サブ9は無理だな”って確信みたいなものがすでにありました。

75kmあたりかな?
けっこう、このような一人旅がたくさんある。

そして、とうとうやってきちゃいました。
私にとって“魔の75~80km”区間。
キロ6もやっとになってきて、
足が重いとかでなく、フラフラめまいが始まります。
昨年もそうだったので、ここで、手に握りしめていた
超高級な600円のVespaを投入。
昨年は、明らかにエネルギー切れだったので、
エイドではスポーツドリンク、
スペシャルではゼリーを用意して、
ちゃんと摂るようにしてたのに・・。
でも、超高級品vespaを飲んでも、フラフラは一向に治まらない。
歩くことも難しくなり、とうとう立ち止まって、
膝に手をついてかがみこむを何度も繰り返します。
なんとしても、80kmまで進んで、計測器を踏まないと、
アップデートで応援してくれている人たちを心配させちゃう。
歩いたり、走ったりしながら、80km地点を目指します。
“キロ6貯金”どころか、借金に・・。
1時間台のラップを出してしまった途端に、
今までサブ9のためだけにここまで頑張ってきたので、
張りつめた糸がプツンと音を立てて切れました。
80kmからちょっと進むとワッカに入るのだけど、
ワッカに入る前の上りがフラフラしてしまって
どうにもこうにも登れない。
ここでも、80kmのスペシャルに置いていたvespaを再度投入するも、
めまいで歩くことすら出来なくなった。
走ることも歩くことも出来なくなった私に出来ることは
座りこむことだけ。
ワッカの脇で、体育座りをして顔をうずめこみます。
この先進んでしまうと、ワッカは車が通らないので、
リタイアがかなり難しくなる。
今のこのフラフラの状態の私に、
過酷なワッカを走る・・、いや歩き通す力があるのだろうか?
必死に自問自答する。
もし、NOならば、数百メートル戻れば80km地点の係りの人に
リタイアの申告が出来る。
どうする!?私・・・
5分くらい座りこんでいたと思う。
今まで差をつけきた女性二人に
“大丈夫?”と声を掛けられる。
“昨年、私が負けた人だぁ。
今年は勝てると思ってたのに、もうダメだぁ”
でも、彼女たちの力強い後ろ姿を眺めていたら、
このままじゃいけない!って思って、
スクっと立ちあがった。
「サブ9が何なんだ。10時間かかってもいいじゃない。
どんなに遅くても、とにかく前に進もう」
ここで、ようやくリタイアという選択肢を捨て、
ゴールすることだけを考えるようになった。
固形物を食べてないのがいけなかったのかもと思い、
次のエイドで、食べたくはなかったけど、バナナを一口食べてみた。
そしたら、フラフラが少しラクになって、
ゆっくりだけど走れるようになった。
ここからは、一回も歩かなかった。
9時間は切れないって分かっていたけど、
今の私の出来る精一杯の走りをしたかった。
座り込んでいたのに、よくこのラップで10km乗り切ったと自分でも思う。
そして、ラスト10km、
もう、泣きそうになるくらいツラい。
サロマなんてもう二度と走るものか!
100kmなんて、もう絶対にイヤ。
だからこそ、100km最後の記念にちゃんとしたゴールをしよう。
もう、痛くてツラくて半べそかきながら走る。
そして、長くて苦しい私の100kmがようやく終わりました。



ここまでは良かったのだけど・・・
やっぱり今年もダメでした・・。



どうやら、私には100km以上走る力はないようです。
ここから、ボランティアの人3人くらいに抱え込まれ、
休憩スペースに運びこまれます。
そして、肝心のタイムはというと。

サブ9どころか、昨年より10分以上も落としちゃいました。
なのに、驚くべきことに、一般の部の2位。
今年は、ものすごく速い方と、
あとは私くらいのちょい遅グループの2つに分かれた感じ。
ギリギリサブ9とかがいませんでした。
そして、こんなタイムでスゴく恥ずかしかったのだけど・・。


真ん中の方は、昨年も一般の1位で、8時間27分!
そして、3位の方は9時間21分という、なんとも・・。
私は、総合では10位となり、昨年より2つ順位を落としました。
そして、こちらがいただいた賞品。

今回感じたことは、サロマ100kmは、
フルのタイムなしでは戦えないということ。
総合の15位くらいまでの中で、
10分切ってないのは私だけ。
皆さん、3時間10分切られています。
結局は、どれだけの余裕度を持って、キロ5分前後を長く走れるかが
サロマ100kmでの勝負は決まるのです。
ラッキーなことに、来年も“招待”というかたちで出させてもらえそうなので、
フル1ケタ台、もしくは3時間切りのタイムを持って、
来年のサロマに挑めるように頑張ります。
というわけで、次は10km40分カットの練習に励みますので、
どうぞ皆様今後ともおつきあいよろしくお願いいたしますね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。